ハワイのガイドブックに記載があったり、滞在中にツアーガイドさんから教えてもらうこともある「ハワイでの公共ルールやマナー」。日本でも歩道での喫煙が禁止されている区や飲酒できないビーチなどがありますが、ハワイでうっかりNG行為をしてしまった場合、罰金を払わなければいけないケースも。
この記事では、ハワイで禁止されている行為をご紹介します。ハワイでもルールを守って楽しく安全に過ごしましょう!

ハワイのガイドブックに記載があったり、滞在中にツアーガイドさんから教えてもらうこともある「ハワイでの公共ルールやマナー」。日本でも歩道での喫煙が禁止されている区や飲酒できないビーチなどがありますが、ハワイでうっかりNG行為をしてしまった場合、罰金を払わなければいけないケースも。
この記事では、ハワイで禁止されている行為をご紹介します。ハワイでもルールを守って楽しく安全に過ごしましょう!
ハワイでは、ビーチや公園、道端の飲酒は禁じられています。公園など屋外でBBQを行う時なども同様なので気をつけましょう。アルコール類の缶やビンをむき出しのまま持ち歩くのもNGです。
ちなみに、ハワイで飲酒できるのは21歳以上。飲食店、販売店などでお酒を飲む、買う時は身分証明証の提示を求められることもあるので、旅行者の方はパスポートの携帯を忘れずに。
また、ハワイではレストランや小売店でお酒を購入できる(あるいは飲める)時間帯が限られています。
◾️レストランやバー:午前8時~翌午前2時
◾️キャバレー:午前10時~翌午前4時まで
◾️小売店(スーパー、ドラッグストア、コンビニ等):午前6時~翌0時
※0時以降も開いているスーパーなどでも0時を過ぎるとアルコールエリアに入れなくなることも。夜遅くにお酒を買いにABC STOREなどへ行くことはあまりおすすめできませんが、お酒を買いたい場合は事前に時間をチェックするようにしましょう。
滞在中、レンタカーする人もいると思いますが、飲酒運転はもちろん違法。車の中に栓の開いたアルコールが入っているのが見つかるだけでも違法となるため、ハワイで車に乗る機会がある時は気をつけましょう。
ハワイの飲酒に関する情報はこちら>>
タバコおよび電子タバコについて、以下の場所での喫煙は禁止されています。
◾️公共の建物、レストラン、バー、
◾️職場の屋内エリア
◾️州立公園、ビーチ、公園
◾️空港の建物内、マンションの共有エリア(ロビー、廊下など)
◾️18歳未満の人がいる車内
◾️建物の入口、出口、換気口から20フィート(約6メートル)以内
上記を見ると、タバコが吸えるのは屋外ではどこもなさそうに思えますが、道路での喫煙は違法ではありません。ただ、建物の入口、出口、換気口に近いとNGのため、外で喫煙をする際は、法律に触れないように十分注意してください。日本ではよく見かけるショッピングモールなどでの喫煙エリアもハワイにはないため、広いモール内で喫煙スポットを求めて彷徨うことのないように気をつけてくださいね。
また、ハワイの喫煙は21歳以上。21歳未満へのタバコおよび電子タバコの販売と所持は禁止されています。
ハワイの喫煙に関する情報はこちら>>
「ジェイウォーク」とは、横断歩道や交差点以外で道路を横断すること。また、信号や標識に従わず道路を渡ること。これがハワイでは法律で禁じられていて、罰金の対象となっています。
日本では、横断歩道がなくても、安全が確認できれば車道を横切ることはあると思います。しかし、この行動はハワイではNG。ハワイ州では法律で禁じられており罰金の対象となるため、うっかり車道を横断しないように注意を。罰金は、130ドルから180ドルとなります。
ジェイウォークに関する情報はこちら>>
ハワイでは、2017年に施行された法律によって、携帯電話を見ながら横断歩道を渡ることが禁止されています。違反した場合、罰金が課せられる可能性もあり、金額は最大500ドルになることも!
日本人なら無意識のうちに「歩きスマホ」をしてしまう人も多いかもしれませんが、ハワイでは罰金対象となるNG行為のためくれぐれも滞在中は歩きスマホはしないよう、気をつけてくださいね。
詳しくはこちらの記事をチェック>>
ハワイ州では9歳未満の子どもを車内に5分以上放置することは法律で禁止されています。たとえ車のエアコンがきいていたとしても9歳未満の子供が保護者(または13歳以上の人)なしで車に5分以上いる場合は違法となります。
このような状況に置かれた子どもを発見した場合は、子どもを自動車から出して保護するためなら、いかなる手段を使ってもいいということになっています。
子供が寝ているから、10分、15分程度のスーパーへのお買い物は子供を車に残していこう、などと思わないように!
場合によっては罰金になることもあるので注意しましょう。
ハワイ州では明確な法律があるわけではありませんが、12歳以下の子供を保護者なしで一人にした場合、罪に問われる可能性があります。
例えばホテルの部屋にお留守番させるとか、ホテルのプールに12歳以下の子供だけで行かせるなども場合によっては罪に問われることがあります。
過去には以下のような事例も。
・子供がホテルの部屋で1人で留守番をさせられて泣いているところを発見したホテルのスタッフが警察をよんだ。
・ホテルのロビーに子供を数十分待たせていた母親が通報される。等
日本では当たり前のことも、アメリカでは罪に問われることがあるので気をつけましょう!
ワイキキの街中、ショッピングモール、レストランなど、公共の場所で子供を大声で叱るのも厳禁。旅行中ぐずってしまう子供に叱ってしまうこともあるかもしれませんが、アメリカでは幼児虐待と思われ、警察に通報されてしまう、なんていうことも実際にあります。
また、大声で怒鳴るような夫婦喧嘩をしていると家庭内暴力だと思われ通報されるという事例も実際に起こっているので要注意です。
たとえ悪気がなかった場合でも、通報されてしまうと大変なことになる可能性があります。十分に注意しましょう!
ハワイでも日本と同様、スーパーや小売店で買い物をする時レジ袋が有料となっています。日本と異なる点は、プラスチック製の袋(ビニール袋)も禁止のため、持ち帰り用の袋はリサイクル可能な紙製の袋のみ。また、高級ブランド店でも袋が欲しいときは有料となります。
こちらの記事でレジ袋の有料化やテイクアウト時の容器の規制、日焼け止めやマスクについても使用の注意点をご紹介しています!
ハワイでは、多くの海洋生物が州と連邦の法律で保護されています。観光客やボート利用者は、特にハワイアンモンクシール、ウミガメ、ザトウクジラなどへの接近を避け、適切な距離を保つことが推奨されています。
■ウミガメには、陸上でも水中でも10フィート(約3メートル)以上離れる。
■ハワイアンモンクシールには、50フィート(約15メートル)以上離れるか、標識やバリアの後ろにいる。
■ドルフィンや小型クジラには、50ヤード(約46メートル)以上離れる(泳いで接触しない)。
■ザトウクジラには、100ヤード(約91メートル)以上離れる。
海洋哺乳類の中でもザトウクジラは絶滅危惧種法(ESA)で保護されており、個体数の回復を支援するために他のクジラやイルカよりも広い保護区域が設定されています。
ハワイを愛する旅行者の皆さんなら、ウミガメをはじめとした海洋生物、海洋哺乳類にむやみに近づいたり、触れようとする行為は、自然保護の点からも絶対にやってはいけないという認識は持っているでしょう。ハワイの豊かな自然は、人間の不用意な行動で簡単に崩れてしまう可能性があることを心に留めて、海で遊ぶときは動物たちへのマナーもしっかり守って楽しむように心がけたいですね。
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