ハワイ(オアフ島)旅行を考えている方へむけて、準備とプランニングに役立つ、ハワイの祝日や、年間の気温や、通貨や両替、チップ、ドレスコード、交通機関などの基礎知識やコツをまとめました!!
ハワイ(オアフ島)旅の基礎知識
ハワイの祝日
まずハワイ旅行のプランニングの際に、最初に織り込んでおきたいのが、ハワイでの祝日です。
ハワイには、アメリカ連邦の祝日(フェデラルホリデー)とハワイ州のみで制定された祝日(ステイトホリデー)とがあります。
祝日は第3木曜日、のように年によって変わりますので、ご注意ください。
観光のプランニングに際して注意すべき祝日は、
アメリカの連邦の祝日(フェデラルホリデー)のなかでも大きな祝日である
サンクスギビングデー(11月第4木曜日、感謝祭)と
クリスマス(12月25日)です。
この二日間は、ほとんどのショッピングモールや小売店、レストランが休業、もしくは営業時間短縮となり、オプショナルツアーなども休みになるところが多くなります。サンクスギビングデーの翌日はブラックフライデーと言われる大セールが全小売店で行われます。
そして、ハワイ州の祝日についてですが、
3月のプリンスクヒオデー、
6月のカメハメハデー
8月のアドミッションデー(ステイトフッドデー)の3日となります。
ハワイ州の祝日は、州立や市立の機関(州立美術館や博物館など)が休みのところがありますので、要注意です。
また、市営のザ・バスも、連邦・州の祝日ともに、祝日や日曜の運航スケジュールを利用となります。
ご自身の旅程の中に、祝日が入っていたら旅程が狂わないか、要チェックです。
ハワイ(オアフ島)の季節と天気、気温、降雨量
ハワイの気温は年間を通じて、20-30℃の間とあまり変わらず、過ごしやすい気候が続きます。真夏の暑いときでも、日陰に入れば涼しく感じる、直射日光の暑さです。冬の間は日本よりも暖かく、夏の間は日本より涼しく感じるという理想的な気候と言えます。
(緑の折れ線グラフがハワイの気温、ピンクの折れ線グラフが日本の気温)
また、ハワイには日本のようなはっきりした四季はなく、一年のうち、5月―10月が乾季、11月―4月が雨季となります。雨季と言っても、日本の梅雨のようにザーザー降る雨が何日も続くことは少なく、ザっと降って、すぐにやむ「シャワー」と言われるような雨の降り方です。雨季の間は、少し湿度が高くなりますが、日本のようにじっとり汗ばむことはありません。
(緑の棒グラフがハワイの雨量、ピンクの棒グラフが日本の雨量)
ハワイ旅行のための服装・ドレスコード・持ち物
ハワイ旅行のための服装・ドレスコード
年間を通じて20-30℃と過ごしやすいハワイですが、やはり日本の秋冬の時期には、朝晩は冷え込むことがあります。
また、真夏でも冷房が強すぎるレストランやホテルが多いです。夕方以降のお出かけや、秋冬時期のハワイでは、薄手のセーターやパーカー、ショール、長袖シャツなどの軽い羽織ものが一枚あれば大丈夫です。
冬の日本からハワイに来る場合、厚いダウンやコート、ブーツなどを着込んだり、抱えたりしたままの姿で、初日のホテルのチェックインまで過ごす方を良く見ます。
オススメは、空港に着いたらスーツケースを預ける前に、大きいコートやダウンはスーツケースにしまって荷物を預け、Tシャツや薄手のダウンなどの重ね着で搭乗すること。
上級者は手荷物にビーチサンダルを入れてきたり、なんなら、ビーチサンダルで飛行機に乗ってきます。
ハワイに付いたらすぐに上着を脱いで身軽になれると初日からハワイにすっとなじめますよ!
ハワイのレストランは、よほどの高級店でない限り、「スマートカジュアル」でほぼOK。
ホテルの中のレストランなども、男性は襟付きのシャツにチノパンなどの長ズボンならほとんどのお店が問題ないです。
こちらの記事で詳しくお伝えしています。
女性もドレスコードで断られることはほとんどありませんが、アメリカ人には、ディナーの時、昼間よりもドレスアップしてお出かけする人が多いので、ワンピースや少しヒールのある靴など、カジュアル過ぎない格好なら、気おくれすることなく気分よく過ごせますね。
ハワイ旅行のための持ち物
ワイキキ・アラモアナには、日系のローソンやセブンイレブンなどの コンビニや、日系のミツワスーパーやドンキホーテ、またロングスドラッグスなどの ドラッグストアも多数あります。日本の雑貨類もかなり手に入りやすい ので、重い荷物を引きずってくるよりも、必要なら現地調達するつもりで 身軽に旅しても心配ありません。
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気になるのが日本の携帯の充電器などは、ハワイでそのまま使えるか?です。コンセントの口は、ハワイも日本も同じ形なので問題ありません。
しかし、違うのが電圧です。日本の電圧は世界的に見て低い100V(ボルト)。
一方、ハワイの電圧は110〜120V(ボルト)。
持っていきたい家電や充電器に書いてある細かい仕様を確認して、100~240V対応=全世界対応の商品です。携帯電話やデジカメの充電などはほぼ問題なく、ハワイでそのまま使えます。
特に、気を付けたいのが、ドライヤーやカーラーなど高温になる商品。これらは日本の100V(ボルト)だけ対応していることが多いので、ハワイで使うと、故障の原因になりますので変圧器が必要となります。
ハワイ旅行の通貨・両替・クレジットカード
ハワイの通貨は、ご存じアメリカドル。
両替ですが、クレジットカードが通じるところがほとんどなので、あまり多くの現金を持ち歩かないほうが安心です。コーヒー1杯でもクレジットカードで払うのがアメリカ人なので、少額でも気にせずバンバン使いましょう。
4日〜6日くらいのハワイ旅行ならば、1〜2万を日本で換金してきて、あとはクレジットカードで済ますのがベストではないでしょうか。
現金がないと困るシーンは、一部の現金のみのレストラン、機関の料金支払い(ザ・バスの料金$2.75やコインパーキング)、そして少額のチップの支払いくらいです。
チップを現金で支払う際には、1ドル札で支払うことが多いので、換金する場合には、$100札でなく、$1、$5など少額紙幣を、多めに受け取っておきましょう。
⇒チップについては次のセクションで詳しくまとめています。
クレジットカードは、ビザ、マスターはどこでも使えます。JCBはワイキキ・アラモアナでは使えるところがほとんどですが、日本人が少ないエリアに行くと使えないお店が増えます。アメックスも使えない店があります。
ハワイに来るときには、クレジットカードをブランドの違うものを2〜3枚、持参すれば安心です。何かあった時のために、一つの財布に全部いれず、別々の場所に保管しておけば何かあった際、安心です。
日本のプリペイドカードのようなものは、普及していませんが、一部アップルペイを受け付けているお店(スタバ、ABCストアなど)があります。
ハワイ旅行のチップ・マナー・ドレスコード
チップの相場・チップの払い方
一般的なチップ相場
一般的に、レストランやスパでの支払いは、レストランやスパの格にもよりますが、お食事代の15〜20%のチップを一緒に支払うことが多いです。
ハワイのレストランでのチップの支払い方はこちらで詳しく説明しています。
日本人にとっては、不慣れなチップ文化ですが、アメリカ人も、1%、2%まで細かく計算しているかというと、けっこう雑に計算しています。
いいサービスを受けた、よいお店だったと思ったら、気持ち多めに払って、気分よく帰る!くらいの感じで、ゆるめにとらえたほうがハワイを楽しめると思います。
また、ハワイで現金で払うケースが多いチップとその相場は下記の通りです。
基本現金で払うチップ
・ホテルのベッドメイキングの人に置くチップ
(一日一人$1-2)
・ホテルのルームサービスやベルキャプテンなどに渡すチップ
(1回、荷物1個につき$1)
・バレーパーキングで、バレーの人に渡すチップ
($3-10、ホテルやレストランの格による)
・タクシー代に加えて、タクシーの運転手さんに渡すチップ
(クレジットカード払いできるタクシーもありますが、会社によります。チップは基本乗車運賃の15%目安+スーツケースなど大きい荷物が多ければ一つに付き1ドル程度)
このあたりでほとんどの現金のチップはカバーされると思います。
ハワイ旅行の治安・犯罪・日本人が注意すべきルール
日本人を狙ったハワイでの犯罪
悲しいことですが、ハワイでは近年、日本人をターゲットにした犯罪が増加傾向にあります。
日本人は防犯意識が低い、他人が自分に近づいてきたときに警戒するのが遅い、とよく言われます。
また、ハワイに来る日本人は現金をたくさん持ち歩いていると思われていて、見た目から即、日本人だとバレています。
警戒心ゼロの行動は、犯罪者を引き寄せます。
リラックスできるハワイだからこそ気を抜かず、知らない人にはついていかない、深夜の外出はしない、周囲に常に警戒する、ビーチには貴重品をもっていかない、などの基本行動を守ってください。
日本人が注意すべきルール
13歳未満の子供を一人で留守番させることや、ホテルの部屋や
公園、お店、一人で子供を残すことは違法となります。
子供を置いて外出する際にはベビーシッターサービス
などを利用します。
子供のチャイルドシート着用
2015年からハワイ州は後部座席もシートベルト着用が義務化に。3歳 までは専用チャイルドシート、4~7歳は専用のブースターシートが必要 です。ただし、身長144.8cm以上体重18.2kg以上のお子さんは着用 の義務はありません。また、助手席に座れるのは18歳以上というのも 法律で決まっています。レンタカー利用の場合は注意してください。
ハワイでは、歩行者の事故が増加しているため、
横断歩道以外での横断(J-walk)に対して、
$130以上の違反切符が切られます。
ハワイでは飲酒可能な年齢は21歳からです。
また見るからに21歳より上でも、お酒を買うときや
お酒を頼む時に、パスポート(フォトID)提示を
求めらることがよくあります。
ビーチや公園で缶ビールを飲んだりはNG。
(プラスチックカップやタンブラーなどに移して飲んでいるのは・・・・
グレイエリアです。)
また、お酒の飲める店と、飲めない店が混在している
フードコードなどでも、「No Alcohol from here」
ここから先はアルコール禁止、などのラインがあります
のでご注意ください。
アルコールは開封前でも開封後でも、車内には持ち込めません。
開封前のボトルや缶でもトランクへ!
完全に禁煙です。
ショッピングモール、ほとんどのホテルのロビーや部屋、
公共の公園やビーチなども禁煙です。
ショッピングモールやホテルの中などの喫煙OKスポットのみ
となります。
また電子タバコについても、規制が厳しくなりつつあり、
「No smoking, including E-cig/vape」(電子タバコ、ベイプ
を含む全面禁煙)というサインも見かけますので、
ご注意を。
ハワイのビーチには、海亀やアザラシなどが上陸してきます。
その場合、絶対に近づいたり、触ったりしてはいけません。
保護団体のスタッフがいた場合、ロープが張られます。
それがなかった場合にも、6フィート(約2メートル)以内
ハワイのWi-Fi、通信環境
ハワイのフリーWi-Fi事情。
フリーWi-Fiも、ショッピングモールや、カフェなど多くなってきましたが、心配なのが、このようなフリーWi-Fiを海外で利用して大丈夫なのか?というところ。
結論からいうと、あまり安心できません!
ショッピングモールで、そこの公式フリーWi-Fiのネットワーク名に似せた名前の、別ネットワークがポップアップするのを見たことがあります。
これは、公式と勘違いしてうっかり利用したユーザーの個人情報を抜き取ろうとする詐欺集団が設定した、偽ネットワーク。
そういう人がハワイにもいる、ということです。
もしもお目当てのフリーWi-Fiにつなぎたい場合には、ネットワーク名が店舗・施設側から提供されているものと合致しているかを必ずしっかりご確認ください。
もしも紛らわしいネットワーク名が表示され、確実に判断がつかない場合には手を出さないほうが安全でしょう。
これはハワイに限ったことではありませんが、クレジットカード情報や重要なパスワード等を使った通信は公共のフリーWi-Fiでは控えたほうが安全です。
Wi-Fiについては、やはり日本またはハワイでWi-Fiルーターをレンタルするか、携帯電話会社の海外利用プランを利用するのが安心です。
ハワイの交通機関、タクシー、ザ・バス、トロリー
ハワイでの交通機関は主に下記のようになります。
公共バス「ザ・バス」
片道$3.00で乗れる、ハワイの市バス。
「ザ・バス」を乗りこなそう!乗り方、料金、時刻表、路線アプリなどの記事でまとめています。
タクシー
ワイキキ滞在している方にとっては、ホテルから乗れるタクシーは安心なもの。バスは待ち時間も移動時間も長くなりがち。せっかくのハワイ旅行、サクサクとタクシー移動で時間を節約するのがおすすめです。
人気スポットへの所要時間、価格の目安、タクシー英語など
ワイキキトロリー
チケットを買えば、何度でも乗って降りてが自由なのがトロリーです。観光客に人気のあるコースをめぐっているので、観光気分でぐるっと回って、気になる場所で降りるのができるのもいいですね。
STORE INFORMATION
ワイキキトロリー
【ハワイ観光はワイキキトロリーにおまかせ!】ショッピングやお出かけの移動手段としてはもちろん、陽気なドライバー兼ガイドと心地よい風を感じながら絶景や人気の観光スポットを巡るトロリーツアーもおすすめ!
※お問い合わせの際は「KAUKAUを見た」と言うとスムーズです。
その他のシャトルやトロリー
ツアーを申し込んだ旅行代理店や航空会社、クレジットカードなどがシャトルサービスや、トロリーサービスを提供していますので、ご参考に。
ハワイでの車の運転、交通ルール
ハワイでは、日本の自動車免許を持っている人は、そのままハワイで運転ができるというハワイ州と日本との協定があります。
なので、レンタカーを借りる際にも、日本の免許書があれば車は借りられます。ただし、走行車線が左右逆なのをはじめ、交通ルールや標識など緊張するもの。しっかり予習してハワイのドライブを楽しんでください。
こちらでまとめました。