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ホノルルの公共交通システム「ザ・バス」の乗り方ルール、電子乗車カード「ホロカード」、主要路線の変更について

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お役立ち情報&モデルプラン
2022/04/13 17:00 2023/08/28 12:11 UPDATE

ホノルルの公共交通システムである「ザ・バス(The Bus)」。お世話になったことのある方も多いことでしょう。
この記事では「ザ・バス(The Bus)」の基本的な利用方法、最近変更になった観光客に人気のあるルート、またこの数年普及の進む電子乗車カード「ホロカード」についてご紹介します。ハワイ旅の前にぜひアップデートしてください!

ホノルルの公共交通システム「ザ・バス」のルート変更と電子乗車カード「ホロカード」

「ザ・バス(The Bus)」の基本的な利用方法

「ザ・バス(The Bus)」はホノルルのあるオアフ島内を隈なく走っている公共の路線バスです。ワイキキからノースショアやカイルアなどまで少し遠出をする時はもちろん、ワイキキからアラモアナ、ワードビレッジ、ダウンタウンなどへ行く際も一律料金で気軽に利用できるのでとても便利です。

【料金について】
「ザ・バス(The Bus)」の一回の乗車料金は3.00ドルです。これは大人料金で、17才までの子供料金は1.50ドルです。(※7月1日より値段改定)

なお、5才以下の子供は大人一人につき一名が無料で乗車できますが、この場合、子供が一人で一つの席を占有することはできません。
65才以上の人に適応されるシニア料金は1.25ドルです。ただし「ザ・バス(The Bus)」の「シニアカード」もしくは「メディケア(医療保険)カード」が必要になるので、観光客の方が利用するのは難しいのが現実です。

料金は乗車時に運転手の前にある料金箱に現金で支払うか、電子乗車カード「ホロカード」を利用して支払います。なお、現金で支払う場合、釣り銭が出ないので注意が必要です。
*「ホロカード」については後述します。

【ザ・バス(The Bus)の乗り方、降り方】
「ザ・バス(The Bus)」を利用するには、最寄りのバス停へ行き、目的のバスがバス停に近づいてきたらバス停のプレートのある近くへ移動し、運転手に手を挙げるなどして乗車の意思を伝えましょう。

乗車し料金を支払ったら、なるべく奥に詰めるようにして席を見つけて座るか、他の人の邪魔にならない場所に立ちましょう。運転手の周辺はシルバーシート、また運転手の右側は車椅子などのためのスペースになっているので、座っていても必要に応じて立たされることがあります。
降車時は、降車ボタンや窓際にある紐を引っ張って、運転手に降りることを伝えます。基本的に降車は後ろのドアからですが、前の方に座っている場合、運転手脇の前のドアからでも降車できます。降車の際はドアの上にあるランプが緑になったことを確認し、ドアを軽く押すと扉が開きます。

【ザ・バス(The Bus)のルール】
・スーツケースなどの大きな荷物を持っての乗車は許可されていません。
運べる荷物は基本的に膝の上に乗る程度の荷物のみとされています。空港行きのバスでも、ワイキキから空港へ向かおうとした観光客が大きなスーツケースやバッグパックを持っていたため、乗車拒否されています。

・バス内での飲食は禁止です。
・禁煙です。
・乗車スペース以外に立ってはいけません。ドアの側は安全上の理由で立つことを禁じられているエリアがあるので気をつけましょう。
・携帯電話での通話は禁止ではありませんが、奨励されていないので注意しましょう。

 

最近変更になった観光客に人気のある「ザ・バス(The Bus)」ルート

ここでは、最近変更になった観光客の方が多く利用するバス路線の詳細を紹介します。

2L番路線の復活-カリヒとワイキキの間を繋ぐ2番線を基本とした路線が2022年3月から復活しました。この2L番ではワイキキからカハラモールまで行くことができます。ただし走る時間によって、バス停留所が限定になる点が注意です。ワイキキ内ではクヒオ通り沿いの「Kuhio Ave + Lewers st」、「Kuhio Ave + Kaiuani Ave」、「Kuhio Ave + Paokalani Ave」の停留所にのみ停車します。

8番路線の変更-ワイキキとアラモアナセンター、その先のマキキエリアを結ぶ主要ルートに変更が出ました。以前は、ワイキキ行きのバスはアラモアナセンター内の駐車場脇を走るコナ通りにあるバス停を通るルートでしたが、アラモアナセンター山側にある主要幹線道路であるカピオラニ大通り沿いにあるバス停を通って、ワイキキへ入るルートへと変更されました。アラモアナセンターから8番線を使ってワイキキへ戻る際は、「バンクオブハワイ」前のバス停「Kapiolani Bl + Keeaumoku st」、「食堂ジャパニーズ」レストラン前の「Kapiolani Bl + Mahukona st」、ハワイコンベンションセンター対面の「Kapiolani Bl + Atokinson Dr」を利用しましょう。

なお、ワイキキからアラモアナまで、ワイキキからワードビレッジまで、ワイキキからダウンタウンまでなど、観光客の方が利用する「ザ・バス(The Bus)」の主要ルートの詳細や便利なアプリなどについてはこちらの記事をご覧ください>>

 

電子乗車カード「ホロカード」について

さて、2017年に導入された電子乗車カード「ホロカード」ですが、昨年7月に紙の定期やパスが廃止されたことにより、ようやくローカルにも浸透してきました。

「ホロカード」には、写真の17才以上65才以下の人が利用する「アダルトホロカード」、6才以上17才以下の人が利用する「ユースホロカード」、65才以上の人が利用する「シニアホロカード」の3種類があります。

「アダルトホロカード」は、オアフ島内にある200箇所以上の市役所のサテライトオフィスやコンビニエンスストア、ショップやオンライン(カードは郵送)で購入することができます。
ワイキキでは、たくさん点在しているABCストアではデイパスを購入することができるので、観光客の方はこちらを利用するのが良いでしょう。「ホロカード」の本体価格は2ドルで、デイパスは$7.50なので、ABCストアで購入する際には$9.50となります。ちなみにこちらは現金のみなので要注意!

一方の「ユースホロカード」ならびに「シニアホロカード」は、購入場所がカリヒトランジットセンターもしくはホノルル市役所のサテライトオフィスのみに限られています。また年齢を証明するためにID提示も必要になってくるので、手軽に済ませたい場合は、運賃が高くても「アダルトホロカード」を選択したり、もしくは現金で乗車するのが良いでしょう。
他に障害者パスやメディケア(医療保険)パスなどもありますが、それらもカリヒトランジットセンターもしくはホノルル市役所のサテライトオフィスでのみ購入可能です。

「ホロカード」の日本語サイトはこちらから>>https://www.holocard.net/ja/

「アダルトホロカード」の購入、チャージ場所の詳細はこちらから>>https://www.holocard.net/ja/where-to-buy-a-card

 

「ザ・バス(The Bus)」デイパスや定期券について

「ザ・バス(The Bus)」には「デイパス」というサービスがあります。これは$7.50ドルを支払えば、1日の中で何度でも「ザ・バス(The Bus)」を利用できるというサービスです。以前は紙のチケットをバスの中で運転手から購入することができましたが、現在は「ホロカード」を利用してのみ「デイパス」を使用することが可能です。

仕組みは極めて簡単で、1日の中で「ホロカード」を利用してバスに2回以上乗れば、それ以上何度乗っても料金が「ホロカード」にはチャージされないというもの。また乗り換えの際も、2時間半以内に一つのバスから他のバスに乗り換えれば、料金をチャージされることがありません。

 

これまで、乗車時にドキドキしながら運転手からデイパスを購入していたことを考えれば、「ホロカード」を利用した「デイパス」はハードルが一気に下がったように感じられるのではないでしょうか。

さて、一方の定期券ですがこちらもシステムはシンプル。1ヶ月の定額が80ドルなので、月の初めから「ホロカード」を利用して毎日2度(行きと帰り)乗車すれば、11日目で80ドルに達するので、その月のそれ以降の期間は「ホロカード」を利用して乗車しても料金がチャージされることはありません。

なお、それでも定期券が欲しい場合は、「ホロカード」の取扱店に行けば、「ホロカード」を利用して「マンスリーパス」を購入できます。

 

「ホロカード」はアカウントを作って登録する必要があるの?

「ホロカード」を利用する際、「ホロカード」のウェブサイトでアカウントを作って登録する必要があるのでしょうか?
結論から言うと、基本的にその必要はありません。特に観光客の方で一時的にオアフ島に滞在する場合はその必然性は低いでしょう。
ただし、長期滞在する方や「ホロカード」内の金額を常に把握しておきたい方、「ホロカード」へのチャージ(入金)をオンラインで済ませたい方などは、「ホロカード」のウェブサイトでアカウントを作ると便利です。

「ホロカード」アカウントの登録はこちらから>>https://www.holocard.net/ja/customeraccount/sign-up-step-1-or-login

一度アカウントを登録すれば、クレジットカードでチャージ(入金)をすることができるようになります。また「マンスリーパス」の購入・チャージもすることができます。

 

 

 

「ザ・バス(The Bus)」の基本的な利用方法、最近変更になった観光客に人気のあるルート、電子乗車カード「ホロカード」の詳細を紹介しましたがいかがでしたか?

ぜひ次のハワイ旅では、ホノルル市内やオアフ島内での移動に便利な「ザ・バス(The Bus)」を利用してみてくださいね。

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