ハワイでのチップ総まとめ!渡し方・計算方法・相場・クレジットカードの場合など。練習問題を解いて、自信を付けましょう!
ハワイに何度も来ている人でも「苦手だ~」 と言う人の多いのが「チップ」。 今日は、いろんなシーンでのチップについて、 計算方法・相場・渡し方のコツなどをお伝えします!
【実例多数!】ハワイ、レストランでのチップの相場・支払い方・裏技まとめ
そもそもチップって?
そもそもチップってどういう時に払うのか?
それは「誰かが、あなたのために、わざわざ なにかのサービスをしてくれた時」に支払う 心付け・サービス料です。
テーブルサービスのレストランでは 担当のサーバーが食事の間じゅう、心配り、 サービスをしてくれますね。
なのでそのことに 対して「ありがとう!」という意味でチップを 払います。
「それが仕事でしょ?」と日本人なら 感じるのが普通と思いますが、ここはアメリカ。ハワイにいる間は忘れましょう。
アメリカのレストランのサーバーは、「チップを受け取る職種」だから、という理由で最低賃金以下の時給しか支払われていない人がほとんど。チップは彼らにとってはおまけではなく、収入を左右するものなのです。
逆に、フードコートやコーヒーショップのように、 料理をハイ、と渡して終わり、その後のケアや サービスがない場合などは 基本的に、チップは不要です。 (もちろん払ってもOK。)
ハワイのレストランのチップの相場、最近のトレンド
レストランでのチップは15%が目安というのが通説です。
ですが、特別にいいサービスをしてもらった!
というときや、追加で手間をかけたときは20%くらい奮発します。
アメリカ人の中には、特に何もなくても大体いつも20%、というような人もいます。
また最近では、高級レストランや観光客向けのレストランでは、レシートの下に、参考資料として計算済みの推奨チップが書いてあり所が多いですが、それが18%、20%、22%となっているお店も増えてきている印象です。
レストランのチップ、練習問題!
さてここで練習問題です。 ちゃちゃっと、チップの計算、できますか?? これはクレジットカードで支払いのケース。 「チェックプリーズ」とお勘定をお願いし、 Bill(勘定書き)を受とり、クレジットカードを 渡すと、下の写真のように、チップが手書きで 書きこめるレシートが戻ってきます。 食事代の合計は$212。
チップは、携帯や電卓を取り出して、
細かく計算する必要はなく、だいたいで
よいのです。
ざっと計算するコツはこちら!
●小計(subtotal)の10%と20%を
ざっくり計算してみて、その真ん中あたりで適当に。
●迷ったら心持ち、多目に丸めとけば安全。
この場合、$212の総額を、仮に$200と考えると
計算しやすいです。
10%が$20、20%が$40、中とって15%は$30。
総額をちょっと少なく丸めて計算したので、
$30+ちょっとだな、という感じで考えればOK!
きっちり15%支払う場合、$31.80となります。
この日は人数がちょっと多かったので、
$35払いました。
このように自分で計算して
Tip(チップ)と、Total amount (合計)
とSignature(サイン)を書きこめば
支払い終了です。チップを加算した合計で
再度カードを切り直したりはしません。
現金で払う場合には、チップをテーブルか、
Billのホルダーの中に残していけばOKです。
じゃあもう一問いきましょう!
Amount(小計)は$46.65でした。
チップ、どのくらい払いますか??
計算しやすいように、小計を$45と丸めて、
10%で$4.50、20%で$9ですね。
大体真ん中あたりってことで$7でOK!
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ちなみに、クレジットカード払いの場合、
レシートが2枚きて、
片方はお店用で「Merchant copy」や「Store Copy」
と書いてあるもの
(チップと総額とサインを記入して渡す)
もう片方はお客様控え用で
「customer copy」と書いてあります。
(自分の記録として保管する)
紛らわしいですが、しっかり確認しましょう!
だいたいこの赤丸のあたり、
レシートの下のほうに書いてありますので
レシートがきたら、最初にチェックです。
2枚ともまったく同じで、どっちを提出してもOK、
というお店もあります。
カフェでのチップ
同じ飲食店でも、カフェになると、少し
チップの払い方も変わってきます。
テーブルサービスのないカフェ(自分で買って
好きな席に座って飲食するようなカフェ)
やフードコートやカフェテリア式のお店などは
レジ横にこのようなチップ入れがあることがあります。
ここにチップを入れてください!ということなので
ここでは、何%にとらわれず、気持ちのチップを
払うのが良いでしょう。(チップジャーといいます)
基本的にこのようなカフェでのチップは
必ず払わなければならない、ということは
ありませんが、アメリカ人の大人は、
支払い後のお釣りをここに入れたり、
何ドルか別にお札を入れたりして、カフェでも
必ずチップを払う、という人もいます。
こんな支払いの裏技、知ってますか?
今日は割り勘!とか、自分のほうがたくさん飲んだから多めに払うよ、なんてシーン、ハワイでも当然ありますよね。 そんな時、クレジットカードでも便利に支払える、ってご存知ですか? 例えば、二人とか、3人とかでキレイに割り勘で支払いたいという場合。 それぞれのクレジットカードを出して、 「Please split into half」(支払いを半分ずつに分けて) 「Please split into three」(1/3ずつに分けて)といえば、 どこのお店もでやってもらえます。 チップも、それぞれの分、記入して支払えます。 たとえば3家族で$300ご飯を食べて、 $100ずつにスプリットしてもらったとしたら、 各自が$100+$15~20くらいのチップを乗せて払います。 同じように、 こちらのカードに$200チャージして、こちらのカードには残り全部チャージして下さい、といった払い方もアリです。 「Please charge $200 to this card, and change rest of it to this card」のように説明すれば大丈夫です。
サービスが悪かったときのチップは?
最後に、サービスが良くなかった時は チップをまったく置かなくてよいか? というとそれは違います。それでも最低でも10%のチップは おくべきです。
チップはそのサーバーだけのものでなく、 店内の他部門のスタッフとも分け合うことが多いのです。 あなたがまったくチップを置かなかったら そのスタッフ自身が、自腹を切らねばならないことも。
もしも文句があれば、サーバーに、サーバーで解決しないならマネジャーを呼んで、対応を求めます。
サービスのあるレストランでチップを全く置かない、というのはたいへん非常識な行動である、というふうに思ったほうがいいと思います。
慣れればカンタンです。 チップ苦手意識は今日で終わり!
いかがでしたか? 日本人にとっては、慣れないし納得感もないチップですが、気持ちよくハワイステイを楽しむための潤滑油と思って、マナーよく支払いたいですね。