ワイキキの東にあるホテル、ニューオータニ・カイマナビーチホテル。今日はこの有名なホテルの歴史とストーリー、そしてホテル内の人気レストラン「ハウツリーラナイ」のストーリーもお届けします!
ハワイの老舗ホテル、ニューオータニカイマナビーチホテルとホテル内のハウツリーラナイのストーリーをご紹介!元々、個人所有の邸宅だったってご存知ですか?
ニューオータニ・カイマナビーチホテルとハウツリーラナイのストーリー
ニューオータニカイマナビーチホテルの歴史とストーリー
ワイキキの東にある、ニューオータニカイマナビーチはこぢんまりとした海沿いの老舗ホテル。ワイキキの喧騒から離れたロケーションにファンも多いホテルです。
この2020年12月には、新ブランド「カイマナビーチホテル・ワイキキ」として生まれ変わる予定で、この11月は日本人にも馴染みのある「ニューオータニ」の名前を冠した最後の月なので、ちょっと寂しいですね。
さて、今日はこのカイマナビーチホテルの歴史をちょっとご紹介します。あの独特のゆったりした雰囲気は、どんな歴史をたどって生まれたのでしょうか?
この場所には、もともと個人宅が建っていました。1903年までハワイのローカル白人でホノルルの主要な商業ビジネスを行なっていたマキナニー家の邸宅で、とてもエレガントで、センスのいいヴィクトリア調の建物だったそう。
ホテル内のレストラン「ハウツリーラナイ」にはその当時の写真が飾られています。
その後、1940年代後半にマキナニー家の邸宅をそのまま使用した小さな邸宅ホテルが、初代の「カイマナビーチホテル」としてオープン。オーナーはマキナニー家から邸宅を買い取ったハワイの日系人の重永茂夫さんでした。重永さんは、成長著しかった日本人ハワイ旅行者のをターゲットにサービスを行なっていました。
その後、邸宅は老朽化が進み、維持できなくなったため1963年に建て直され、いまのようなホテルビルディングになりました。
マキナニー家の邸宅がほぼ取り壊されてしまうなか、シンボルとして残されたのが「ハウツリー」、日本語名で「オオハマボウ」と呼ばれる樹齢の古い大きな木でした。この「ハウツリー」はマキナニー家の邸宅時代からずっと変わらずにそこにあります。
ハウツリーラナイのストーリー
翌年1964年に大幅な拡大工事がなされ、その年にオープンしたのが、おなじみのレストラン「ハウツリーラナイ」です。この場所のシンボルであった「ハウツリー」にちなんで名付けられました。
樹齢は200年以上とも言われている「ハウツリー」は、「幸せを呼ぶ樹」とも言われ、この樹の下でハネムーンの朝食やディナーをするとずっと幸せでいられるとの言い伝えから、いつも幸せそうなカップルの姿が絶えません。
そしてこの「ハウツリー・ラナイ」レストランにて、15年もの間エグゼクティブシェフを務めるレネ・カバ氏はハレアイナ賞など数多くのコンテストで受賞をする実力派。
ハウツリーラナイの大人気メニューの一つ、エッグベネディクトは月に5000食出ることもあるほどの人気料理です。
今年の111ハワイアワードで今年初めてできたエッグベネディクト部門では堂々の第1位!決め手はリアルバターを使う、濃厚ソースなんだそうです!
2020年12月からホテルは新しいマネジメントの元生まれ変わりますが、ハウツリーラナイはそのまま営業を続けていく予定です。コンセプトなどは少し変わりそうですが、生まれ変わるハウツリーラナイもお楽しみに!
STORE INFORMATION
ハウツリー(旧:ハウツリーラナイ)
【絶景オーシャンビューレストラン】朝食のエッグベネディクトが有名な人気店「ハウツリーラナイ」が一新、「ハウツリー」に名前を変え新オープン!美しいサンセットを見ながらのディナーは一生忘れられない思い出に。幸せを呼ぶ樹齢200余年のハウツリーの下でロマンティックなひと時を♡
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