お気に入り0

SHARE
Facebook
twitter
LINE

9月10日開始・ハワイ州デジタルワクチン証明「ハワイ・スマートヘルスカード」プログラムの登録と使用の仕方

お気に入り0

SHARE
Facebook
twitter
LINE

2021/09/09 17:22 2021/09/10 15:11 UPDATE

ハワイ州のイゲ知事は、2021年9月10日よりハワイ州内でデジタルワクチン証明である「ハワイスマート・ヘルスカード」プログラムを開始すると発表しました。 ここでは登録の仕方や使用方法など「ハワイ・スマートヘルスカード」の概要を紹介します。

「ハワイ・スマートヘルスカード」プログラムの登録と使用方法

「ハワイ・スマートヘルスカード」とは?

「ハワイスマート・ヘルスカード」プログラムとは、2021年9月10日よりスタートする新型コロナウイルスのワクチン接種履歴を示すためのデジタルワクチン証明プログラムのこと。

利用者は「ハワイ・スマートヘルスカード」プログラムに、ワクチン接種済みのカードの画像をアップロードし、QRコードを取得。一方の店舗や企業では、ユーザーが入店時にこのQRコードを読み込んでワクチン証明を確認するというものです。

これを利用することでアメリカ疾病予防管理センター(CDC)発行のワクチン接種証明書そのものを携帯しなくても良いことから、より簡単にかつ確実に個人のワクチン接種を証明できるようになります。

現在、アメリカでは、ニューヨーク州、カリフォルニア州、ルイジアナ州などでスマートヘルスカードプログラムを採用されており、今後全国的に広がっていく予定です。

 

 

オアフ島では9月13日から「セーフ・アクセス・オアフ(Safe Access O‘ahu)」がスタート

ハワイ・オアフ島では、2021年9月13日より60日間の予定で「セーフ・アクセス・オアフ」プログラムが実施開始となります。このプログラムではレストランやバー、ジム、その他の施設を利用する際に、
①ワクチン接種証明書を提示する、もしくは
②過去48時間以内の新型コロナウイルス感染検査の陰性証明書を提示する必要があります。

また、マウイ島でも9月15日から同様のプログラム「マウイ・ヘルスパス」がスタートします。

このハワイ州の「ハワイスマート・ヘルスカード」プログラムの利用は任意ですが、この導入により利用者にとっては、物理的なワクチンカードの提示に合わせて、デジタルワクチンカードを提示する選択が広がることになります。

 

「ハワイ・スマートヘルスカード」に参加する資格がある対象者

「ハワイ・スマートヘルスカード」プログラムへの参加は完全任意。参加資格がある対象は以下の通り。

・ハワイでファイザーまたはモデルナのワクチンを2回接種し、最終接種日から2週間経った人
・ハワイでジョンソン&ジョンソンのワクチン1回接種し、接種日から2週間経った人

    現在のところ、ハワイ以外でワクチン接種を受けた人は対象外になります。

     

    「ハワイ・スマートヘルスカード」の登録方法

    参加資格のある個人による「ハワイ・スマートヘルスカード」の登録方法は以下の通り。

    1)ハワイ州のセーフトラベルデジタルのプラットフォーム(https://travel.hawaii.gov/#/)にアクセスする
    2)アカウントを作成する(既にアカウントを持っている人はログイン)
    3)スマートヘルスカードのロゴをクリックする
    4)予防接種カードの写真を撮り、アップロードする
    5)予防接種情報を入力する
    6)システムによって検証後、QRコードを受け取る
    7)QRコードは、ハワイ州のセーフトラベルデジタルのプラットフォームのスマートヘルスカードのセクションに表示される

    個人から提供された予防接種情報は、ハワイ州の予防接種データベースと照合され、自動的に検証が行われますが、一部の国防総省、退役軍人局、連邦機関、および長期介護施設などはデータベースに予防接種記録が残されていないため、これらの期間で摂取した個人はQRコードが発行されない可能性があります。

    また前述の通り、現在のところ、ハワイ州のスマートヘルスカードでQRコードが取得できるのはハワイ州内で発行されたアメリカ疾病予防管理センター(CDC)のワクチンカードに限られています。ハワイでワクチンを摂取していない個人はワクチン接種証明書の提示が必要となります。

     

    なお、未成年者がQRコードを取得する場合、保護者とは別に記録をアップロードする必要があります。

     

     

    「ハワイ・スマートヘルスカード」の使用方法

    受け取ったQRコードは、レストランやジム、その他の施設や会社など入場にワクチン接種証明書の提示が必要な場所で、ワクチン証明のカードの代わりに、携帯画面を表示する形で使用することが可能となります。

    一方のレストラン、ジムなどの施設は、スマートヘルスカード・ベリファイヤーアプリ(https://thecommonsproject.org/smart-health-card-verifier)を使用し、利用者のQRコードをスキャンすることでステータスを確認することができます。

     

    ハワイ州では今後、ワクチン接種のみでなく。COVID-19陰性をテスト結果をアップロードできるシステムの開発も検討中です。 これが開発されればハワイ州内のワクチン接種済みの人も未接種の人も、自身のステータスをより手軽に証明できるようになる予定です。 

    (注※本記事内容は随時変更される可能性があります。最新の国や州、外務省、厚生労働省、保健局などのルールを参照してください)

    RANKING人気の記事