11月11-13日の3日にわたって第28回となる「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」が場所はアラモアナセンターの山側、エヴァウィングの駐車場を会場に行われました。以前はブレイズデルセンターで行われていたのですが、コロナをきっかけにアラモアナセンターでの開催にシフト。今年も400店舗近いお店が出店し、たくさんの人たちで賑わいました!とうてい全部はご紹介できない規模なのですがピックアップでご紹介しますね~!
2022メイドイン・ハワイ・フェスに行ってきました!レポート
メイド・イン・ハワイ・フェスティバル
このメインドイン・ハワイ・フェスティバルはハワイ産の雑貨、食品、洋服、ジュエリーなどローカルブランドが一斉に集まるギフト・ショーです。ハワイアンエアラインはじめ ハワイの名だたる大手企業がスポンサーし、ローカルスモールビジネスを盛り上げ、このフェスティバルをきっかけに見出されて人気に火のついたブランドも多いのです!
ちなみに2022年は入場料が2時間制限で$13、終日チケットが$35からとなっていました。
この時期はクリスマスが近いこともあってクリスマス関連グッズやクリスマスギフトを探す人もたくさんでした。
また家族経営のブランドも多く参加していることから、出店者とお客さんがどっちがどっちかわからないくらいほのぼのしていて、みんなおしゃべりしたり、なにか食べてたりして、商売っ気があるような無いような感じ(笑)もハワイらしくて楽しいところ。
それではこのフェスティバルできらりと光ったブランドご紹介していきますね。
食品ブランド編
POP CULTURE ARTISAN POPS
(ポップカルチャー・アルチザンポップス)
次のハワイのスイーツで、来そうな新ブランドPOP CULTURE。英語でいわゆる棒アイスのことを「ポプシクル」というのですがポプシクルとポップカルチャーをかけたネーミングが可愛い。ハワイでシェフのキャリアのあるJustinさんがレシピを開発。いままでに作ったフレーバーは70種にも及ぶそう。
まだファーマーズマーケットや小さなストアでしか販売されてないレア度、今後注目です!1本$4.25。
右がファウンダーのジャスティンさん。パンデミック下の3年前にスタートして、頑張ってます!
Asato Family Shop (アサトファミリーショップ)
オールドハワイの文化にインスパイアされて生まれたシャーベットのお店、アサトファミリー。昔なつかしい雰囲気の箱入りでシャーベット、スタート時には予約販売だけでしたが、2018年にダウンタウンに路面店を開いた時には行列ができるほどの人気店となりました。今もお店は火曜と日曜だけしかオープンせず、手に入れるのがなかなかハードなこのお店も出店です。
今回のニュースはカパフルのレインボー・ドライブインそばに、スクープで売るトラックができること! 2022年の12月か来年1月くらいにはできるんじゃないかな~とのんびりムードですが、決まったらインスタでアップするよ!とのことでした。
Dip into Paradise(ディップイントゥ・パラダイス)
ハワイらしいリリコイバターやピーナッツバターなどのジャムやジェリー類がずらりと揃うこのブランド。
一番人気は、フレッシュなパッションフルーツの甘酸っぱさがたまらないリリコイバターだそうですが、今回試食させてもらってびっくりの美味しさの商品発見!
それが下の写真の下段にならんだ「ハワイアンスパイシーペッパー」のジェリーと、「パイナップルスパイシーペッパー」のジャムです。
ジェリーはちょっと透明でプルプル、ジャムはとろりとした感じなのですが、いずれもフルーツの甘みのあとにかなり強烈にピリッとスパイシーがやってくる!!いわばフルーツ+タバスコのような味わい。ステーキソースやチリコンカンなどの煮込み料理の奥行きを出すのにピッタリだそうです。一味ちがったグルメ土産としてお料理好きな方におすすめ。
フェスティバルでは3つで27ドルで販売していました。
いつもよりちょっとお安めで販売しているお店がほとんどです。
オアフ島ノースショア産のカカオを使ったロノハナ・エステート・チョコレートが姉妹ブランドとして発売したのがオノメアチョコレート。
すでにダウントゥアースなどのオーガニック系スーパー中心に取り扱いが始まっています。
左でにっこりしているオーナーのセネカ・クラッセンさん。
ロノハナチョコレートとはまた違ったカカオ豆、発酵方法を使っていて、価格的にはロノハナの妹分として約半額のお手頃価格。
さらに、2022年12月から、ノース・ショアでファームツアーもスタートするそうです。これからハワイに来る方、お見逃しなく!
Maui Fruit Jewels (マウイフルーツ・ジュエルス)
マウイ発、ハワイ産のフルーツからのみ商品を作っているのがこちらのブランド。
一番人気はフルーツエッセンスを一口大のゼリーに固めたキラキラの宝石のようなスイーツ、その名も「マウイフルーツジュエルス」。パッケージもおしゃれで、大人のスイーツお土産として軽くて上質でおすすめです。
今回のフェスティバルで初めてお見かけしたのがハワイのフルーツのピュレのパウチです。グアバやパイナップルなどハワイらしいピュレはヨーグルトのソースやカクテル、ドレッシング作りにもたっぷり使えるサイズ。
MARUYAMA JONES FARM(マルヤマジョーンズファーム)
その栄養価の高さからミラクルフードと呼ばれるモリンガ。ハワイ島コナにあるモリンガのファームを営むご夫妻もハワイ島から出店されてました!
メインの商品となるモリンガパウダーはドリンクに入れたり、スムージーと一緒に飲んだり。ご夫妻の2歳の娘さんもモリンガドリンクを飲んですくすく成長中!
右はモリンガの種からしぼったモリンガオイル。1瓶作るのに約1000個のモリンガの種が必要なほど、少量しか取れない貴重なオイルで、100以上の美肌効果のある成分が確認されているそう。
Hawaiian Hurricane Popcorn(ハリケーンポップコーン)
派手なパッケージでスーパーでも目を引くハワイ発のハリケーンポップコーン。日本風のあられとミックスされたモチクランチ&ノリフレーバーなど、発展の仕方がアメリカ+日本なのが面白いポイント。キムチフレーバーやリーヒンムイフレーバーなどほかではちょっと見ない味がたくさんがあるので食べ比べしてみてください。
カメラをむけるとすぐシャカサインがでるのがハワイです!
アパレル&雑貨編
今回のフェスティバルのオフィシャルTシャツスポンサーともなっていたHi Life Store。ハワイ諸島をかたどった大きな木のロゴは皆さんおなじみですよね。
今回も大量のデザインで大型ブースで出店です!
アロハシャツもHiLifeのオリジナルプリントで素敵!
プラスチックごみをおしゃれなグッズに生まれ変わらせているブランドがアップサイクルハワイ。
右側の小さなポーチ、カラフルなパターンに見えるのはすべてゴミとして出たビニール袋やマイクロプラスチックを再形成して作られたエコロジカルな素材でできてます。カラフルで可愛いけどサステイナブル!
実際の素材になっているプラごみがBeforeのボックスの中に展示されてます。それが生まれ変わってAfterの商品へ。
こういうブランドのバッググラウンドを見ることができるのもメイドインハワイフェスティバルの楽しいところですね!
KU KOLU designs(クコルデザインズ)
こちらのジュエリーブランドで目を引いたのが、「溶岩」というハワイなら大量にある素材をジュエリーへと生まれ変わらせたユニークなブレスレット。
この黒いビーズは溶岩を丸く削り出して作ったもの。溶岩なので自然の気泡がたくさん空いています。そこにエッセンシャルオイルを数滴染み込ませることで、アロマディフューザー・ブレスレットになる、というコンセプト。
黒い溶岩とその他のカラフルなプレシャスストーンとの組み合わせパターンがたくさんあります。
その他にもコアウッドビーズと貝殻を組み合わせたネックレスなどハワイの自然素材を使ったジュエリーがたくさん並んでいました。
MALAMA BABY (マラマベイビー)
ご自身も3人もママであるキャリーさんが作ったハワイ生まれのベイビー用品のブランド、マラマベイビー。赤ちゃんに優しいふわふわ素材やオーガニックコットンなどで作ったアイテムはすべてハンドメイド。
人気はこちらのにベビーキャリアにつけられるつけ外し可能なカバー(ドルールパッド)。赤ちゃんのよだれで汚れがちな顔周り、そして汚れた手で触りがちな左右ストラップ部分をカバーする3点セットで45ドル。エルゴやベビービョルンなど大体の抱っこひものメーカーにユニバーサルにフィットするそうです。
ハワイらしいフローラル柄や、スパム柄など日本では見られないものもあってお土産にもいいですね!
こちらのブランドが販売するのはオーシャンキャンドル。小さいものは18ドルから。透明なキャンドルの中には貝殻や砂など海を閉じ込めたようなビジュアル、そして癒される香り。
大きさやデザインも色々あって、迷います!素敵女子のバスルームに、プレゼントとしても喜ばれること間違いなし。
Korey’s & Kreations(コーリーズ&クリエーション)
素敵なウォールアートとネオンサインで目立っていたこちらのブランド。コーリーさんがデザインするのは、ブラックパールやハワイアンシェルを使った、ハワイのロコガールたちが重ね付けしているナチュラルテイストのジュエリーばかり。
一つと言わずに、2本、3本と組み合わせで個性的にコーディネイトしたい海を感じるジュエリー。
こちらはぐっとエッジィなジュエリーブランドM33Ms。
スイングするような動きのあるジュエリーデザインがシグネチャー。
こちらは定番のトリプルリベットリング(シルバー)$286。
こんなふうに開いて2本の指につけることも可能なおりこうさんなデザイン。ゴールドでも展開しています!
FLOTSAM & CO (フロットサム&コー)
ハワイのビーチコーミングで見つかるシェルやグラスを使ったジュエリーや、インテリア雑貨で人気のフロットサム&コー。
サンライズシェルのネックレスはハワイ好きの方なら一つは欲しいアイテム。このフェスティバルでもたくさん販売されていました。自分の目でみてピン!とくるシェルを選んで、ずっと愛用したいですね。
天然素材の竹にプリントした丈夫でカラフルなステッカー。シェイブアイスやスパム、ポケボウルなどハワイらしいちょっと笑えるデザインが揃います。一枚5ドルから。
クリスマスリースやハワイ語で「メリークリスマス」を意味する「メレ・カリキマカ」のステッカーもありましたよ。
WOODCRAFT by ROY TSUMOTO (ウッドクラフトバイ・ロイツモト)
ハイエンドなコアウッドの作品がならんでいたのがこちら。磨き上げられたコアの木で作られた小引き出しやジュエリーボックス、キートレイ、時計などは、暮らしの中に温かい上質さを運びます。
大人の男性むけのプレゼントにもピッタリなコアウッドのカードケースなどもありました。
アート編
CB ART by Christian Bendo(CBアート・バイ・クリスチャン・ベンド)
木とレジンとを組み合わせたアート作品を展示していたのが、若きアーティストのクリスチャン。
特に目を引いたのがアート作品のスケートボードです。
透明なレジンの中にはドライフラワーのレイが閉じ込められていたり、青いレジンはビーチラインのようなデザインだったり。
どれも世界に一つだけのアート作品。ハワイとストリートが好きな方ならばきっとほしくなるのでは?
お値段はものによりますが400ドル台のものが多かったです。
カカアコや、ターゲットのウォールアートなどでも人気の女性アーティスト。ちょっとユーモラスなゆるいテイストがハワイらしく、カラフルで人気です。
こちらはパパイヤのバスタブでリラックス中の女の子のイラストのトートバッグ。持ってるだけでハッピーになれそうなアイテムです!
MISHA HAWAII HOME(ミシャ・ハワイ・ホーム)
こちらもハワイのカラフルな自然や、女性をモチーフにしたアートブランド。
額装されたイラストは、どんなインテリアの中に飾ってもしっくりと馴染みそうな落ち着いたトーンで、とても素敵でした!
たくさんのブランドをご紹介しましたが、実際の会場はこの何十倍ものお店があります。
ステージではハワイアンミュージックの演奏があったりと、実際に来てみるとまたぐっとリアルなハワイの雰囲気を楽しめること間違いなし。
また来年が楽しみです!