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あなたはいくつ知っている?!ハワイ・ワイキキ周辺にある著名人の銅像とその人の歴史を大紹介!

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2021/06/04 17:00 2021/06/07 17:38 UPDATE

ワイキキ周辺の至る所にある銅像を大紹介!デュークカハナモク像やクイーン・カピオラニ像などメジャーどころはもちろんですが、「えっそんなところに?」「そんな人が?」「ていうかその人だれ?」という人まで総まとめ。
銅像の写真と、その人物についてをセットでお届けします。
あなたは何人答えられましたか??

↓今回紹介する銅像の場所をまとめたマップはこちら。
赤いピンをクリックすると、銅像の名前と写真が見れます。

 

 

ワイキキ内の銅像・ハワイを代表するウォーターマン

デューク・カハナモク

まずはワイキキの象徴とも言える銅像、デューク像からご紹介!
彼のフルネームはデューク・パオア・カヒヌ・モコエ・フリコホラ・カハナモク。オアフ島生まれの純粋なハワイアン。
彼は水泳選手であり、サーファー。幼少期より、水泳やアウトリガーカヌーなどに親しみがあり、水の中でのスポーツに長けていました。
その後、オリンピックではさまざまな記録を破り金メダルも獲得した彼。ワイキキのこの銅像があるあたりで、サーフィンをよく行っていたそうです。

th_デュークカハナモク ワイキキ

 

 

ワイキキ内の銅像・ハワイの王族や歴史上の人物

ここからはハワイの王族や歴史上の人物の銅像をご紹介。ハワイのストリートやビーチの名前になった人や、名門校を作った人、今でもある病院を作った人など数々の偉人が登場します。

 

カメハメハ4世と王子アルバート

インターナショナルマーケットプレイスの中庭にはいくつかの銅像があります。お気づきでしたか??

まずこちらが、カメハメハ4世とその息子アルバート王子の像。不幸なことに4歳でこの世をさってしまったアルバート王子がカメハメハ4世の隣に立っています。
彼が幼い頃通っていた王宮学校は現在、ハワイの名門プナホウスクールとなっています。
のちにクイーン・エマと結婚、アルバート王子が誕生しました。

カメハメハ4世とクイーン・エマは独自で募金を募り、ハワイアンを疫病から救い、現在もハワイ最大であるクイーンズホスピタルを設立。

 

 

 

 

クイーン・エマ

カメハメハ4世とアルバート王子の像の向かい側にあるのがクイーン・エマ像です。th_クイーンエマ インターナショナルマーケットプレイス ワイキキ
1836年にホノルルで生まれたエマ・ラニ。カメハメハ4世の妻であるクイーンエマは、数々の功績を残した女性で、イオラニスクールの基礎を築いたのも彼女です。

現在インターナショナルマーケットプレイスは、元々クイーン・エマが所有している土地に建てられたものだとご存じでしたか?

現在は非営利団体クイーン・エマ・ランドが所有しています。そのため、ここに銅像が置かれているそうですよ。

 

バーニス・パウアヒ・ビショップ王女

ロイヤルハワイアンセンターの中庭にあるこの銅像に見覚えがある人も多いのではないでしょうか?
この銅像の女性はバーニス・パウアヒ・ビショップ王女。1831年に誕生した彼女はカメハメハ大王のひ孫。

彼女はカメハメハ系の王族の末裔としてたくさんの財産やハワイの土地を所有していました。遺言にその土地や財産を使い学校を作って欲しいとあり、実際に作られたのがハワイアンの人達のための学校「カメハメハスクール」です。
ちなみにビショップミュージアムは彼女の追悼のために、夫であるチャールズ氏により建てられました。

 

 

 

キング・カラカウア

アラモアナ方面からワイキキに入る角にある三角の公園にあるのがキング・デイビッド・カラカウアの像。
カラカウア通りの名前の由来の人でもあります。th_キングデイビッドカラカウア ハワイ ワイキキ

 

カメハメハ5世が後継を指名しないまま亡くなった後、国王選挙を行ったりでハワイ王朝は大モメ!

その後、紆余曲折あって、国王に立候補したカラカウアは、カメハメハ4世の未亡人であるクイーン・エマを破って大王となりました。
ちなみに彼の妻は、クイーン・カピオラニです。

 

 

クイーン・カピオラニ

カラカウアの妻としても知られているクイーン・カピオラニ像があるのは、ご存じカピオラニ公園。

th_クイーンリリウオカラニ ハワイ ワイキキ カピオラにパーク
現在もある「カピオラニ・メディカルセンター・フォー・ウィメン」の創始者であり、彼女の人生を人々の健康や福祉のために捧げた人でもあります。

 

 

 

プリンセス・カイウラニ

キング・カラカウアの妹であるリケリケ王女の娘として1875年に生まれたプリンセス・カイウラニ。
この銅像はクヒオ通りとカイウラニ通りの角の三角の形をした広場に立っています。

プリンセスカイウラニ・ホテルのそばですね! 

カイウラニと彼女の両親は当時ワイキキに住んでおり、この銅像があるあたりにガーデンを作りました。彼女の好きな花はチャイニーズジャスミンで、のちにハワイ語で「ピカケ」と名付けられました。
ちなみにピカケとはカイウラニがペットとして飼っていた孔雀の名前。

彼女は女王リリウオカラニの姪なので王位継続者として濃厚でしたが、23歳という若さで死去してしまいました。

 

プリンス・クヒオ

ワイキキビーチ沿いにあるプリンス・クヒオの像。彼のフルネームはジョナ・クヒオ・カラニアナオレです。th_プリンスクヒオ ハワイ ワイキキ

彼の名前はハワイ中のあちこちで使われていて、クヒオ通りやクヒオビーチはもちろん、オアフ島東部のカラニアナオレ・ハイウェイやオアフ島西部のカラニアナオレ・ビーチパークなども彼の名前が由来となっています! 

彼はクイーン・カピオラニの甥にあたる人で、のちにキング・カラカウアとクイーン・カピオラニの養子となりました。
キング・カラカウアが実権を握ると、養子だったクヒオを王国政府のまとめ役に指名。彼は王子から政治家へと転身して、ハワイアンの地位向上のために力を尽くした人として尊敬されています。

ハワイの歴史の中では欠かせないプリンス・クヒオ。彼の誕生日である3月26日は今でもクヒオデーという祝日となっています。

ガンジー

なんでハワイガンジーの像!?とちょっとびっくりしてしまいますが、ホノルル動物園のすぐ近くに、この像があります。

かなりハワイ通の方でも知らない方が多いのでは??

インドとハワイの友好の証として、ガンジー・メモリアル・インターナショナル財団により寄付されたものだそうです。
というのもハワイアンカルチャーで大事にされているアロハ(無償の愛)、ポノ(公正・公平)、マルヒア(平和)などの言葉はガンジーが大切にしていた暴力否定などの思想にも通じるところがあるということから、設置されたものだそうです。

 

 

ワイキキ内の銅像・ミュージシャン

ドン・ホー

インターナショナルマーケットプレイス、カラカウア通り川の入り口近くにあるのは有名ミュージシャン、ドン・ホーの銅像。th_ドンホー インターナショナルマーケットプレイス ハワイ ワイキキ
カカアコ生まれ、カネオヘ育ちの彼はカメハメハスクールを卒業後、アメリカ本土の大学へ進み、のちにハワイ大学で学士号を取得。

その後カネオヘにある家族が経営するバー「ハニーズ」で歌い出したのが彼の歌手への道の始まり。その後、活躍の場所をワイキキに移動、ハワイを代表する数々の名曲を生み出しました。

またこの像の近くにはドンホー通りというストリートもありますがご存じですか??

 

 

 

フィリップ・クニア・ギャビー・パヒヌイ

ギャビー ”ポップス” パフヌイとして知られているハワイアンの名ミュージシャン。「スラックギターの父」とも呼ばれる人です。

生前彼が住んでいたワイマナロの家にはたくさんのミュージシャンが集い、音楽を楽しんでいました。今でも毎年ワイマナロでは「ギャビー・パヒヌイ・ワイマナロ・カニカピラ」という音楽イベントが行われています。

 

 

ワイキキの銅像・番外編

ストーリーテラー像

ワイキキ・ラグジュアリーロウのミュウミュウの店舗前にあるこの大きな女の人の銅像。見たことあるという人も多いのでは?

こちらを作成したのは、マウイ島在住のアーティスト、シゲ・ヤマダさん。日経二世の彼はハワイ大学マノア校でアートデザインを学び、現在はアーティストとして活躍しています。

こちらの銅像はラグジュアリーロウのディベロッパーからの「みんなが写真を撮ったり、寄りかかったりできる銅像を作って欲しい」とのリクエストに答え、製作されたものだそう。

ちなみに、ハワイコンベンションセンター前にある大きな銅像も彼の作品!

 

 

マクアとキラ

カラカウア通りをずっと歩いていくと動物園の手前あたりにあるのがこのマクアとキラの銅像です。

サーファーでもありライターでもあったフレッド・ヴァン・ダイクの童話「マクア・リブ・オン・ザ・ビーチ」をイメージした像です。
マクアが波に乗る少年の名前、キラがその隣を泳ぐハワイアンモンクシールの名前です。

とてもハワイらしい可愛い銅像ですよね。

 

 

波に乗るサーファー

もう少し動物園方面に歩いていくとある銅像が、こちらの波に乗るサーファー(Surfer on a wave)。
こちらの銅像に関して深いバックグランドはなく、モデルになった人などもいないようですが、この前を通ると写真を撮ってしまいますよね!

 

 

カピオラニパークの女の子

この写真をみてどこだかわかったあなたは相当なハワイ通! 

カピオラニ公園、ワイキキシェルのそばの池の近くにいる女の子の像です。「ジョイ」と名付けられたこの銅像は、ハワイの子供たちに捧げられたもので、まるでフラを踊っているような微笑ましい像です。

 

 

カピオラニパークの巨大とんぼ

この銅像がどこにあるか一発で分かった方いますか?ハワイに住んでいる人でも分かる人はレア!

カピオラニ公園の池の中にある、巨大なトンボ像。

結構デカいです。1メートルくらいあります。このトンボには立派な名前があります!名前は「ピナオ」。

木々が生い茂るカピオラニ公園。2001年からずっとあったピナオですが落ちてきた枝などにより、損傷が激しくなりました。
2008年2月に一度撤去され、ある1人のアーティストが無料で補修。同年8月にまたカピオラニ公園に戻ってきました。

 

 

 

今回はワイキキの銅像の歴史やバックグラウンドをご紹介しました!

あなたはいくつ分かりましたか???

次ワイキキを歩くときには是非、ここで紹介したお話を思い出しながら見てみてくださいね。

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