ハワイ・オアフ島では、9月13日よりレストランなどへの入店時にワクチン証明、またはPCRテスト陰性結果証明提示ルール「セーフ・アクセス・オアフ」が始まります。ここでは、その概要と日本からの渡航者への対応を紹介します。
ハワイ・オアフ島では、9月13日よりレストランなどへの入店時にワクチン証明、またはPCRテスト陰性結果証明提示ルール「セーフ・アクセス・オアフ」が始まります。ここでは、その概要と日本からの渡航者への対応を紹介します。
ハワイ・オアフ島では、2021年9月13日より60日間の予定で「セーフ・アクセス・オアフ」プログラムが実施開始となります。
このプログラムではレストランやバー、ジム、その他の施設を利用する際に、①ワクチン接種証明書を提示する、もしくは②過去48時間以内の新型コロナウイルス感染症検査の陰性証明書を提示する必要があります。
オアフ島内の下記の施設で適応されます。
「セーフ・アクセス・オアフ(Safe Access O‘ahu)」は、上記施設を利用する12歳以上の全ての人、及び従業員に適用されるます。
ただし、その施設での滞在時間が15分以内であれば、証明書の提示は必要ありません。
つまり、ワクチン接種証明書や過去48時間以内の新型コロナウイルス感染症検査の陰性証明書を提示できない人(ワクチン接種が完了していない人、ワクチン未接種の人や証明書を忘れた人)は、オアフ島内のレストランなどでの店内飲食ができなくなります。ただし、レストランを利用する場合テイクアウトなら可能ということです。また美術館や動物園などの施設に滞在することもできなくなります。
なお、ワクチン接種ができない12歳以下の子供は飲食時以外マスク着用を義務化することで、これらの施設を利用することができます。
①提示するワクチン接種証明書は以下のいずれかが認められています。
なお、上記にはワクチン接種が完全に終了していることが義務付けられています。
*「完全ワクチン接種」とは、2回接種型のCOVID-19ワクチンの2回目の接種から2週間が経過したこと、または単回投与のCOVID-19ワクチンから2週間が経過していることを示しています。
②新型コロナウイルス感染症検査の陰性証明書
ホノルル市役所の「セーフ・アクセス・オアフ(Safe Access O‘ahu)」ウェブサイトはこちらから>>https://www.oneoahu.org/safe-access-oahu.html
9月10日に、ハワイ州政府観光局より、日本を含む海外からの渡航者においても、英文でのワクチン接種証明がこの「セーフ・アクセス・オアフ」に利用できるとの発表がありました。
https://www.allhawaii.jp/htjnews/4870/
日本からの渡航者は日本の自治体で発行してもらった英文のワクチン接種証明書があれば、証明書を身分証明書と共に提示して、レストランやジムなどの施設を利用することができます。
48時間ごとに新型コロナウイルス感染症検査を受ける必要はありません。
海外からの渡航者のワクチン接種証明書の条件は以下の通り。
ただし、ハワイ州政府観光局の情報内でも、「日本の場合、米国と異なり、各地方自治体発行の海外渡航用ワクチン接種証明書が存在するため、このワクチン接種証明書を提示しても一部の施設、機関で入店・入館できない可能性もございます。あらかじめご了承ください。」とのただし書きがあり、特に運用当初は通用するはずの証明書が通用しないといった混乱も起きる念頭においておいたほうが良いかと思います。
では、どのようにして海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書を入手するのでしょうか?厚生労働省のウェブサイトによると、申請先は接種を受けた際のワクチンの接種券を発行した市町村(通常は住民票のある市町村)各市町村となっています。
なお、接種後に転居した場合など、1回目と2回目で別の市町村の接種券を使用して接種を受けた場合には、それぞれの市町村が申請先となるので気をつけてください。
厚生労働省のウェブサイト>>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html
日本からの渡航者が海外渡航用・新型コロナワクチン接種証明書をオアフ島で使うには、身分証明書を合わせて提示する必要があります。
身分証明書の条件は以下の通り。
(注※本記事内容は随時変更される可能性があります。最新の国や州、外務省、厚生労働省、保健局などのルールを参照してください)