ハワイのニュースをほぼ毎日更新する「ハワイ早耳ニュース」、5月2日のニュースです。

【5月2日】ザッカーバーグ氏の500億円超ヨット「Launchpad」がハワイ沖に出現
【5月2日】ザッカーバーグ氏の500億円超ヨット「Launchpad」がハワイ沖に出現
ハワイの海に突如として現れた巨大なヨットが話題となっています。全長118メートル(約387フィート)、世界でも最大級のプライベートヨット「Launchpad(ローンチパッド)」は、Meta社CEOマーク・ザッカーバーグ氏が所有する最新のスーパーヨットです。
オランダの著名な造船所Feadshipによって建造されたこの船は、26人のゲストと42人のクルーを収容でき、2つのヘリポート、可動式のプール、シネマ、スパ、ウェルネスゾーンなど、最先端のラグジュアリー設備を備えているそう。最上階デッキの目玉の一つは、可動式の床を備えたスイミングプール。泳ぎたい深さに合わせて床を動かし水深を調整できるだけでなく、床を完全に持ち上げてプールではなく、床面として利用することもできるとか。凄すぎますね!
このヨットは、陸に頼らず世界中のリモート地を長期間航行できるよう設計されており、まさに“海に浮かぶ邸宅”。一方で、4基のディーゼルエンジンを搭載しているため、1時間あたり約1,100リットルの燃料を消費することから、二酸化炭素排出量の多さも指摘されています。
高級感と最先端技術を融合させたこのヨット、ハワイのどこかで見ることができるかもしれません。ぜひ一度見てみたいですね!
【5月1日】「The Lei Stand」がレイ・デーに合わせてローマーハウス ワイキキに登場!
ハワイの伝統文化「レイ」を祝う「レイ・デー(Lei Day)」に合わせ、話題のバー「The Lei Stand」がワイキキのローマーハウス(Romer House Waikiki)内に新店舗をオープンしました。
オアフ島チャイナタウンに2022年に誕生して以来、ローカルに愛されてきた「The Lei Stand」。その名の通りレイ・スタンドをオマージュした店内のインテリアやユニークなカクテル、ハワイの素材を活かしたメニューで知られ、あのジャスティン・ビーバーも来店したとして話題になりました!チャイナタウンのお店は昨年起きた数日間に渡る停電の影響で、惜しまれながら閉店。そんな人気店が今回ワイキキにオープンするとのことで、早くも注目です。
「The Lei Standは、友人のために友人たちが作った場所。ワイキキの店舗でも、カクテル、物語、そしてコミュニティを通じて文化を祝っていきたい」と共同創業者のライアン・カレイ・スジ氏は語ります。
場所は、大人限定のブティックホテルとして生まれ変わったローマーハウス・ワイキキ内。店内は南国植物、モダンなネオン、ゆったりとしたラウンジシートで彩られ、ローカルアーティストによる手作りのレイが並び、チャイナタウンの店舗の雰囲気そのままに、落ち着いた大人の社交場として新たな魅力を放っています。
代表的なカクテル「Soup Soup」や「Clifton’s Curse」もワイキキ店で提供されるほか、ハワイらしい食材を使ったこだわりの「ププ(おつまみ)」メニューも登場。
新しいワイキキの“大人のたまり場”、The Lei Standに行ってみてくださいね。
画像引用:https://www.getleid.co/
The Lei Stand Waikiki(ザ・レイ・スタンド・ワイキキ)
場所:Romer House Waikiki(ローマーハウス・ワイキキ内)
公式サイト:www.getleid.co/
【4月30日】2026年からハワイ滞在税が引き上げ、クルーズ船客にも初課税
2026年1月1日から、ハワイの宿泊税がこれまでの10.25%から11%に引き上げられます。
新しい税制では、今まで宿泊税がかからなかったクルーズ船の乗客にも税金が課せられることになり、ハワイに寄港して滞在する日数に応じて、クルーズ料金の11%が追加される仕組みです。これまで約100万人のクルーズ客がハワイを訪れていましたが、これで新たに税金がかかることになります。
この増税は単なる財源確保のためではなく、得られた税収は、環境保護や観光地の管理に使われることが決まっています。具体的には、サンゴ礁や森林の保護、気候変動に対応したインフラの整備、そして公園やビーチ、トレイルの改善などに充てられる予定です。
また、この新しい税制には、ネイティブハワイアンの文化や自然とのつながりを守るという意図も。観光から得た収益が、伝統的な農業や漁業、そしてフラなどの文化活動の保護に役立つようになるんです。
ハワイ州は、この取り組みを通じて「持続可能な観光のモデル」を作り上げ、他の観光地にも影響を与えることを目指しています。観光客としては少し税金が増えてしまうことになりますが、そのお金がハワイの未来を守るために使われると思えば、次回訪れる際にはその意義を感じながら過ごせるかもしれませんね!
【4月29日】米本土の人気レストラン「ソニック・ドライブイン」、オアフ島初進出へ
アメリカで大人気のファストフードチェーン「ソニック・ドライブイン(Sonic Drive-In)」が、ついにオアフ島にも登場します!4月25日(金)、カポレイ・パークウェイとフォート・バレット・ロードの角地で、オアフ初となる店舗の地鎮祭が行われました。
オープンは2026年初めを予定。昔ながらの「車に乗ったまま注文&食事できる」ドライブインスタイルに加え、ローラースケートで注文を届けてくれる“カーホップ”スタッフも登場予定です。まるで映画のワンシーンのような、ちょっとレトロでワクワクする体験が楽しめそうですね。
今回の店舗では、地元で100人以上の新しい雇用が生まれる見込み。地域経済にも嬉しいニュースです。
「ハワイ限定の“テリ・バーガー”をはじめ、ソニックの人気メニューをオアフの皆さんにも楽しんでほしい」と語るのは、ソニック・ハワイの開発責任者。
この「テリ・バーガー」は、ハワイの老舗調味料メーカー「アロハ醤油」とコラボして作られた、ここでしか食べられない一品。2023年にマウイ島カフルイでオープンした1号店でも大人気なんだとか。
ソニック・ドライブインを運営するのは、ノースショア・プロビジョンズ合同会社(North Shore Provisions LLC)。地域の学校や団体とも連携しながら、「地元に愛されるお店づくり」を目指しているそうです。
新しい“グルメ×エンタメ”スポットとして話題になること間違いなし!オープンが待ちきれませんね!
【4月28日】人気レストラン「53 By The Sea」が売却を計画、届出書に記載
ホノルル・カカアコの絶景スポットにある人気レストラン「53 By The Sea」と「The Terrace By The Sea」、そして同じ場所で運営されているウェディングサービスが、日本の新しい会社に引き継がれることが分かりました。
ハワイ州に提出された書類によると、これらの施設は現在のオーナーである日本・京都の「タカミ株式会社」の現地法人「オーシャン・インベストメンツ」から、東京を拠点とする「ケン・ホテルズ&リゾーツ・ホールディングス株式会社」に売却される予定です。売却の時期は4月30日以降とされています。
気になるのは従業員や営業の今後ですが、書類によると、レストランやウェディング会場はこれまで通り営業を続け、働いているスタッフ約80人も、一旦は現職を終了するものの、新しい運営会社から同じような条件で再雇用のオファーがあるとのことです。
新たに運営を担うのは、ハワイでもすでに複数のウェディング会場を展開している「アールイズ・ウェディングス」として知られる「グッドラック・インターナショナル・コーポレーション(GLI)」。多くのカップルの大切な一日をサポートしてきた実績のある会社です。
「53 By The Sea」は、美しい海とダイヤモンドヘッドを望むロケーションで、観光客はもちろん、地元の人々の特別な日にも選ばれてきた場所。オーシャン・インベストメンツは、かつて「ジョン・ドミニス・レストラン」があったこの場所を再開発し、2000年代後半から高級レストランや結婚式場として新たな歴史を築いてきました。
オーナーは変わりますが、想い出が詰まったこの場所の温かい雰囲気やサービスは、これからも変わらず続いていきそうです。
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