ハワイアン航空とアラスカ航空は9月29日、客室や空港ラウンジなどを刷新する計画を発表しました。ハワイアン航空は2028年からエアバスA330型機の改装を開始し、ドア付きの「Leihōkū Suites(レイホク・スイート)」と、新たなプレミアムエコノミー「Premium Reserve(プレミアム・リザーブ)」を導入します。
改装対象はA330型機24機です。公式資料では、同機材の運航路線としてホノルルと羽田・大阪を結ぶ日本路線も挙げられています。今回の改装では、上位クラスだけでなく、エコノミーを含む客室全体の内装や設備を更新する予定です。

A330のレイホク・スイート完成予想図(画像提供: アラスカ航空/ハワイアン航空)
レイホク・スイートは1機につき22席を設置。座席は横になれるフルフラット仕様で、プライバシーを確保するドアを備えます。配列は「1-2-1」で、どの席からも隣の人の前を通らずに通路へ出られます。
各席には19インチの4K画面やBluetooth接続、ワイヤレス充電などを搭載。国際線ではビジネスクラス、米国内線ではファーストクラスとして提供します。

A330のプレミアム・リザーブ完成予想図(画像提供: アラスカ航空/ハワイアン航空)
新設するプレミアム・リザーブは28席。通常のエコノミーより幅の広い座席に、足を支えるレッグレストや16インチの4K画面を備えます。前後の座席間隔は約97センチで、長距離フライトでの快適性を高めます。座席や設備に加え、機内食とアルコール飲料、受託手荷物2個までが料金に含まれ、優先搭乗も利用できます。
プレミアム・リザーブは2027年夏に販売を始め、2028年から順次導入する予定です。エコノミーにも13インチの4K画面やBluetooth接続、USB-C充電設備などが用意されます。

ホノルル空港の新ラウンジ(ダイニングエリア)完成予想図(画像提供: アラスカ航空/ハワイアン航空)
地上でのサービスも拡充します。ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港では、ターミナル1のマウカ・コンコース入口に新ラウンジを設け、2028年初めの開業を予定しています。約200人を収容し、ハワイらしい料理やドリンク、バー、仕事に使えるプライベートスペースなどを用意。地元アーティストの作品も取り入れます。
一方、アラスカ航空は「Aurora Suites(オーロラ・スイート)」を発表。ボーイング787型機に加え、2028年には一部の米大陸横断路線で使用する737-10型機にもフルフラット座席を導入する計画です。
今回の発表では、ハワイアン航空の改装機が日本路線に投入される具体的な時期や、新座席の運賃は示されていません。
