20世紀初頭、荒地だった現在のライアン植物園のある場所の設備を整え、サトウキビ畑にしようとする試みがあったものの、実際はとても困難だったよう。そこでミネソタ出身のハロルド・L・ライアン博士を迎え、プロジェクトを任せたことにより1940年くらいまではサトウキビ畑のトライアルとして使われるように。
博士が亡くなる前に、植物の研究、教育、公共の場として使用することを前提に、この土地をハワイ大学に寄贈。現在に至ります。このハロルド L. ライアン演習林は、広いアメリカ合衆国において、唯一熱帯林の中にある大学付属の植物園なのです。200エーカー(約25万坪)という広い敷地内には、5,000種以上の植物が生息しています。植物好きの方には本当にオススメの場所です。