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知るとハワイがもっと好きになる!ハワイ語の13ヶ所の地名の意味とその由来。

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2020/07/16 17:00 2020/07/21 09:05 UPDATE

ハワイの地名はワイキキ、アラモアナ、カイルア、ラニカイなどを始めハワイ語の名前がついている場所がほとんど。今回は人気の観光名所を中心に、ハワイ語の地名の意味と由来をご紹介!ただ単につけられた名前ではなく歴史的な背景や、その場所の特徴などが元になってつけられている名前の意味や由来を知ると、もっとハワイが好きになること間違いなし!
※由来に関しては諸説あります。

ハワイ語の土地の意味とその由来

ハワイ(Hawaiʻi)

Hawaiʻiー命や水、魂などの宿る場所
ハワイを英語で書くとiが2つあります。その2つのiの間にあるのがオキナと呼ばれるハワイ語の音の1つ。
日本人はハワイと発音しますが、ハワイアンは「ハヴァィッイ」のように発音します。
このHawaiʻiは『Ha+wai+ʻi』に分解することができます。Haとは息、呼吸、生命を意味します。waiは水、ʻiは魂の意味があります。日本語に直訳するのは少し難しいのですが、”ハワイ”にはそのような意味が込められています。

ホノルル(Honolulu)

Honoluluー穏やかな湾
ホノルルは『Hono+lulu』という2つの言葉の組み合わせ。Honoとは湾、入り江などの意味、Luluとは穏やかな、平和な、などの意味があります。その名の通り、ワイキキをはじめとしたホノルルの海はそれほど波が高いところはなく、海水浴に適した場所がたくさんありますね!

ワイキキ(Waikīkī)

Waikīkīー水が湧き出るところ
ハワイ旅行ではここに宿泊する方がほとんどと言っても過言ではない観光名所、ワイキキ。
ワイキキは『Wai+kīkī』という2つの言葉で成り立っています。Waiは水、kīkīは湧き出る、噴出するなどの意味があります。
ワイキキはかつて湿地帯でした。真水と海水が交わるところだったのがワイキキです。

カイムキ(Kaimuki)

Kaimukiーティリーフを焼くかまどがあるところ
おしゃれなカフェやローカルな雰囲気が楽しめる街カイムキ。Kaimukiという名前は『Ka+imu+ki』という3つの言葉。Kaという言葉自体に深い意味はなく、英語で言うTheのような意味。Imuとは地面に穴を掘り熱した石を入れて食べ物を蒸すハワイ式のかまどのこと。ハワイの伝統料理ラウラウを作る時などもこのイムで作られます。Kiとはティリーフの事。ティリーフはハワイのハクレイなどを作る時や、ラウラウを包む時などにも使われる、ハワイアンにとってとても大事な植物です。
今のカイムキがあるところに、ハワイの伝説の小人メネフネが作ったかまど(イム)があったそう。そのかまどを使ってハワイアンがティリーフの調理をするようになったことからカイムキと名付けられたんだそうです。意味だけを聞くと「?」といった感じですがその背景を知ると面白いですよね!
ちなみにこちらがティリーフ!

ハナウマ(Hanauma)

Hanaumaー曲がった湾
ハワイカイを少し越したところにあるシュノーケリングが楽しめる場所としても有名なハナウマ湾。ハナウマとは『Hana+uma』の2つの言葉でできており、Hanaは湾、umaには曲がった、曲がった湾という意味があります。ハナウマ湾をみたらその由来がわかりますね!

ワイマナロ(Waimānalo)

Waimānaloー飲むのに適した水
ハワイに住みだした最初のハワイアンの先祖が初上陸したと言われているのが、現在のベロウズやシェアウッドと呼ばれる場所の海岸。今でもたくさんのハワイアンの血を引いた人々がここで暮らしています。
ワイマナロとは、『Wai+mānalo』という2つの言葉の組み合わせ。Waiはワイキキでもあったように水の意味、mānaloとは飲むのに適した、という意味です。
その昔山から湧き出る水からできた小川があったことからその名が名付けれたそう。

カイルア(Kailua)

Kailuaー2つの海
綺麗な海と細かい砂のビーチが人気のカイルア。おしゃれなお店も多い街です。
カイルアは『Kai+lua』の2つからできた言葉。Kaiは海、海水などの意味、luaは数字の2を表します。
カイルアには2つの自然にできた池があることからこの名前がつきました。1つはカワイヌイ、ハワイの伝説では男性と考えられていて、もう1つのカエレプルは女性と考えられています。

ラニカイ(Lanikai)

Lanikaiー天国の海
カイルアにある海が綺麗で砂も細かいことで有名なラニカイビーチ。ラニカイの意味をご存知の方は多いかもしれませんね!
ラニカイは『Lani+kai』からできた名前で、Laniは天国、Kaiは海、塩水を表します。
当時この土地の開発者が「heavenly sea」という名前を付けたかったのですが本来そうするとKailaniとするのが正しいハワイ語の文法。間違って付けたLanikaiという名前が今や大人気の観光地に!

カネオヘ(Kāneʻohe)

Kāneʻoheー竹の夫
こちらも意味を聞くと「?」という感じかもしれませんが、由来を説明します。
まず、カネオヘは『Kāne+ʻohe』という2つの言葉からできています。Kāneは夫、男性という意味、ʻoheは竹を意味します。昔のハワイのお話で、ある女性が旦那さんの残酷さを「竹の切り口のようだ」と表したことからその名前がついたんだそう。
コオラウ山脈のそびえる美しい場所、カネオヘですがそのような伝説がある場所でもあります。

ヌウアヌ(Nuʻuanu)

Nuʻuanuー涼しい高台
ハワイの美しいコオラウ山脈とウィンドワードが見晴らせる展望台の名前でもあるヌウアヌ。『Nuʻu+anu』という2つの単語の組み合わせで、Nuʻuとは高い場所、頂上などの意味、anuとは涼しい、冷たいなどの意味があります。
その名の通り、ヌウアヌは冷たい風が吹いています。

クアロア(Kualoa)

Kualoaー長い背中(山の背)
ジュラッシクワールドやロストなどの映画・ドラマの撮影場所としても有名な牧場があるクアロア。とっても神秘的な特別な場所と言われているこちらの場所の名前の由来を見ていきましょう!
クアロアは『Kua+loa』という言葉の組み合わせ。Kuaとは背中または山の背などの意味、loaとは長いを意味します。このクアロアの山々の景色からついたと言われています。クアロアはオアフの中でも神聖な場所の一つと言われており、その昔、若い長たちが戦いや政治などの教育のためにクアロアへ送られたと言われています。
1974には、アメリカの歴史的な場所に認定されています。

ワイパフ(Waipahū)

Waipahūーほとばしる水
ワイキキから空港をもっと越えたワイケレショッピングセンターのあるエリア、ワイパフ。ワイパフは『Wai+pahū』の組み合わせで、もう気づいた方はいるかもしれませんが、Waiは水の意味。Pahuは破裂するなどの意味がありますが、ここでは勢いよく流れる水の意味でほとばしるが一番しっくり来るでしょう。
諸説ありますがある説では、さとうきび畑の盛んだった時代に、当時のワイパフのエリアに用水をしたことからできた名前だと言われています。
またハワイの昔話では、カフクのカパ(樹皮を叩いて伸ばした布)職人の女性がなくした自分のクア(タパを伸ばすための道具)を探しに行った時にワイパフで、彼女のクアの音が風に乗って聞こえ、それを見つけることができたという話もあります。そのクアはカフクまで繋がっているほとばしる川の水の中から出てきたと言われておりそこからワイパフと名付けられたとも言われています。

 

ハレイワ(Haleʻiwa)

Haleʻiwaーイヴァ鳥の家
オアフ島の北、ノースショアにある街ハレイワ。可愛いショップやギャラリーなどがあるレトロな雰囲気が残るハワイの観光地です。
ハレイワ(ハワイ語の発音ではハレイヴァ)は『Hale+ʻiwa』という2つの言葉から成り立っています。Haleとは家、建物などの意味があります。ホノルルの市庁舎もHonolulu Haleと言われます。そしてʻiwaはハワイの海鳥”イヴァ”のこと。日本語ではオオグンカンドリです。
さて、なぜイヴァの家という名前がついのか。その昔、ハレイワに流れるアヌフル川沿いに作られた女学校の寮の名前がハレイヴァだったそう。その後、1899年にハレイヴァホテルというホテルが建てられ、そのホテルは80年ほど前に閉館してしまいましたが、その後もその名前はこの土地に根付いたままとなりました。

 

いかがでしたか?
なんとなく知っているハワイの土地の名前の意味ですが、由来や歴史的な背景を知るともっとその場所が好きになったり興味が湧いてきますよね。ハワイには面白い伝説や、お話がたくさんあるので、また機会があったらご紹介します!

 

参考:
Aloha Authentic http://www.alohaauthentic.org/home.html
Historic Hawaii Foundation https://historichawaii.org/

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