ハワイ大学に留学中の日本人学生の1日の生活に密着！ハワイ留学ってどんな感じ？ある1日のルーティンを現役学生がお届けします。

私はハワイ大学4年生の現役日本人男子留学生です。私はハワイ大学マノア校の学生で、ハワイにきて約4年3ヶ月が経ちます。専攻は観光経営学で、観光学や経営学、ビジネス全般に関する幅広い授業を履修しています。今年の7月から学部必修科目であるインターンを行うため、KAUKAU編集部でのインターンシップを開始し、今は授業にインターンシップにと慌しい生活を送っています。

”ハワイに留学”　と聞くと多くの人が「温かい気候の中で毎日、海や山で遊びまわる通年夏休みのような充実した学生生活」をイメージすることでしょう。
しかし、実際はやることが盛りだくさんで、常に課題やインターンシップに追われる学生生活を送っています・・・。
今記事では私のある1日を通じてハワイに留学している学生のリアルな姿をお届けします！ハワイ留学を目指している方の参考やハワイ留学ってこんな感じというのが少しでも伝われば幸いです。

8:00 起床

平日は基本的に8時頃に起床します。
私は現在シェアハウスに住んでいるので、食事は自炊です。この日の朝食は、ご飯と味噌汁に日本から持ってきているサバ缶でした。ハワイは日本の食材が手に入りやすいので、和食大好き人間の私には本当にありがたいです。9時にはインターンの業務を開始する必要があるので、1時間ほどで朝食やシャワーを済ませます。

9:00〜12:00 インターンシップ業務

KAUKAUでのインターンシップは現在、リモートワークで行うことも多く、この日も3時間自宅から業務を行いました。いろいろなお店の商品情報やイベント情報、新店舗情報などを収集したりするのが私の主な業務です。
毎日KAUKAUの業務というわけでは無く、週に2日は別の業務で外回りに出てマガジンの頒布なども行っています。

13:00〜14:30 移動、大学にて講義

この日はインターンシップ後に大学の講義に出席。ワイキキの自宅からはバスで30分ほどかかるので、インターンシップが終わり次第できるだけ早く家を出ます。ハワイのバスは時刻表通りに運行しないことが常識です。この日もバス停で10分ほど待ちぼうけでしたが、遅刻しなかっただけマシです。
昼食はしっかりと食べる時間がない日の方が多いので、基本的に家で作ったおにぎりを移動しながら食べることが多いです。学食もあるのですが、こちらもハンバーガーが$8、カレーが$9などで、味はまずまず。たまに、気が向いた時や友達に誘われた時にしか利用しません。日本の大学の大盛り＆激安な学食が羨ましいです。

この日の講義は「観光と戦略的経営論」。観光開発を行う上での計画の立て方や観光事業の経営戦略論がテーマの授業です。もちろん全て英語です。基本的に現在は、ほとんどの生徒がローカルで日本人は少なく、30人ほどのクラスに2、3人ほど。他学部はもっと少ないようです。
海外大学の特徴として、卒業までみっちりと講義が詰め込まれたカリキュラムがあります。ハワイ大学の観光経営学部は特に単位数や必修のインターンシップが多かったりするので、卒業まで気を抜けません。各講義、課題が毎週与えられるので、常に課題提出に追われる毎日です。
この日は教室で通常の講義でしたが、私の専攻には航空業界経営という分野も含まれており、稀にダニエル K イノウエ空港でのフィールドワークなども行われます。

15:00〜18:00　大学内のジムでトレーニング、図書館で課題

この日の講義終了は14:30。この日は講義が終わり次第、友達と大学内のジムへ。このジム、学生は無料で使える上にトレーニング器具が充実しているので本当に重宝しています。平日午後は授業終わりの学生で混雑しています。私はここでアメリカンなマッチョたちを横目にトレーニングするのが日常です。

1時間ほどトレーニングをした後に、図書館へ。
今週中に提出予定の課題を終わらせます。家に帰っても出来ないことはないのですが、この記事を編集中の9月はまだまだハワイは夏真っ盛り。エアコンどころか窓すらない空調の弱い格安シェアハウス内の私の部屋では暑すぎるので、冷房が効いた大学内の図書館に避難＆勉強をすることが多いです。

19:00〜　帰宅、夕食、課題、散歩

課題をひと段落させて、19:00ごろに帰宅、夕食の準備をします。友達に誘われたり、自宅に食材がなかったりする日は適当に外食をすることもありますが、安く済むので基本的には自炊です。
気合いを入れて凝ったものを作る日もありますが、この日は冷蔵庫にあるもので適当に済ませました。冷凍してあったひき肉を解凍、丸めて作った照り焼き肉団子を生ピーマンに乗せていただきます。某ドラマに登場した料理です。
自炊をすると主菜、ごはん、味噌汁の３点定食になりがちです。あと、フライパンからご飯食べがち・・・。ちょっとした副菜など、おかずのバリエーションがある実家の料理が恋しく思えることもしばしばあります。

食事が終わったら洗濯などをしつつ再び課題です。ひと段落ついたら、ワイキキへ一人で散歩に出かけます。
普段学校のことや課題で追われているので、唯一この夜の散歩の時間やワイキキでサーフィンをしている時は「ハワイに住んでいるんだな」ということを強く実感できます。

帰宅次第シャワーを浴びて、寝る準備をします。この日は課題の提出期限などに追われていないので余裕がありましたが、テスト前や日によっては図書館の閉館時間(22時)まで大学に居残ることもあります。

平日はこのようなスケジュールが基本です。土日になるとインターンシップや大学がないのでのんびり過ごすことが多いですが、課題が立て込んでいるときには週末でも大学図書館に籠ることもあります。
この週末は地元の行きつけのバーバー（床屋さん）に髪を切りに行きました。

急ぎの課題がないときには買い物に行ったり友達と遊びに行ったり、サーフィンをしたり、ハイキングに行ったりすることもあります。

以上、現役ハワイ大学生の1日、いかがだったでしょうか。これを見て「ハワイに留学したい！」と感じて下さる方がいるのかは疑問ですが・・・総じて、ハワイでの暮らしは楽しいです！
コロナが落ち着き、以前のように色々な人と直に関わることも増えてきました。留学生生活もこの記事を編集中の段階で、残すところ1ヶ月と少し。最後まで楽しんで、充実したハワイライフを過ごしたいと思っています！