ハワイのホノルル市内で気軽に利用できるレンタル自転車(シェアバイク)biki(ビキ)。こちらの記事ではビキの乗り方や実際に使っている編集部スタッフだからこそ知っている乗る前、乗る時に気をつけたいポイントをご紹介!
また、2024年6月1日よりbikiのシングルライドや月額のプランの価格が変更となります。こちらの記事には改定後の値段も併記しています。
【2024最新】ハワイのbiki(ビキ)の使い方・借り方・返し方・料金まとめ!ホノルル市内はレンタル自転車(シェアバイク)が便利!
ハワイ・ホノルルのbiki(ビキ)の利用方法
biki(ビキ)とは?ステーションがある場所
bikiとは、ホノルル市内に約130箇所もドック式のステーションがある、シェアバイクシステムのこと。ワイキキにもカラカウア通りやアラワイ通りなど至る所にこのbikiステーションがあります。
好きなステーションで自転車を借りて、好きなステーションで自転車を返すことができるのでホノルル市内の短距離の移動であればbikiがとても便利。
ワイキキ内でもこのブルーの自転車が停まっているところや、乗っている人を見かけたことがある人も多いのでは?
bikiのステーションがあるのは、主にホノルル市内。その中でもダイヤモンドヘッドからチャイナタウンあたりのエリアにステーションがあります。
詳しいステーションマップはこちらら>>
具体的なエリアとしては、
・ダイヤモンドヘッド付近
・ワイキキ
・カイムキ
・アラモアナ
・マノア
・ワード/カカアコ
・ダウンタウン
・チャイナタウン
などにステーションがあります。
biki(ビキ)の料金プラン【観光客向け】
biki(ビキ)はビジター(観光客)向けとカマアイナ(在住者)向けに分かれていて、それぞれ3つのプランがあります。
目的や使い方によって選べるプランになっているので、それぞれ詳しくご紹介!
※2024年6月1日より、価格変更があります。矢印後の価格は、6月1日からの価格になります。
まず、観光で来た時にはこちらのビジタープランを使うことになります。
各プランの申し込みはbikiのウェブサイト、もしくはbikiステーションにある青い機械で行えます。
◆ザ・ジャンパー $12.00→$20.00
◆ザ・エクスプローラー $30.00→$55.00
◆ワンウェイ $4.50→$5.00
ワンウェイプランはちょっと乗りたいという人におすすめのプラン。最長30分利用可能です。1枚のクレジットカードで4台まで自転車を貸し出すことができます。
パスを発行してから5分以内に自転車を使う必要があります。
◆ザ・ジャンパー $12.00→$20.00
パスを購入から24時間以内は乗り放題のプラン。短距離の移動を1日で何回もする人におすすめです。
1回の利用は30分以内。24時間以内であれば30分のライドを何度も乗ることができます。30分を過ぎると30分ごと、もしくは端数に$5の追加料金がかかります。
◆ザ・エクスプローラー $30.00→$55.00
ハワイ旅行は主にbiki(ビキ)で移動、と考えている人にはこのプランがおすすめ。300分乗り放題で1年間有効です。
biki(ビキ)の料金プラン【在住者向け】
続いては在住者向けのカマアイナプラン。
ハワイに住んでいる方や、長期滞在する方、留学で住まれる方などはこちらのプランがおすすめ。
各プランの申し込みはbikiのウェブサイト、もしくはアプリから。
◆ザ・ボヤージャー 月$25.00→$30.00
◆ザ・コミューター 月$15.00→$25.00
◆ザ・フリースピリット $25.00→$55.00
一度$25支払うと、300分乗り放題のプラン。好きな時に好きなだけ乗ることができます。
◆ザ・ボヤージャー 月$25.00→$30.00
月々$25で乗り放題。1回ごとに最長60分まで乗ることができます。毎日通勤や通学、移動にbikiを使う人にはこのプランがおすすめ。
◆ザ・コミューター 月$15.00→$25.00
月々$15で乗り放題。1回ごとに最長30分まで乗ることができます。毎日移動にbikiを使うけど短距離移動という方は、上記のザ・ボヤージャーではなく、こちらのザ・コミューターがおすすめ。
ちなみに、観光客向けのプランの中でご紹介したワンウェイのプランは、在住者でも利用可能。少し割高にはなりますが、1回しか乗らないという方はワンウェイプランでもOKです。
biki(ビキ)の借り方
ホノルル市内に計130箇所設置されているビキステーション。こちらの青い機械が目印です。ワンウェイ以外のプランを購入している人であれば、携帯のアプリから利用することができますが、ワンウェイプランのみ毎度、この機械での支払いが必要となります。
また、ワンウェイ以外の観光者向けのプランの購入もこの機械ですることができます。カマアイナ向けのプランはウェブサイトでのみ購入可能。
【bikiの借り方】
①青い機械の画面をタップ
暗いスクリーンのどこでもいいので指でタッチします。そうするとこの画面が表示されます。
②必要であれば画面左上にある日本の国旗マークをタップ
③次の画面で「日本語」をタップ
④「利用許可書の購入」をタップ
⑤何台自転車を借りるか選択(一度の支払いで4台まで貸出可能)
⑥プランの選択
こちらの機械では以下の3つのプランのみ購入可能です。在住者向けのプランはbikiステーションにある機械では購入できないのでご注意ください。
・シングルライド(ワンウェイ)$4.50→$5.00
・300分 $30.00 →$55.00
・24時間 $12.00→$20.00
また、貸し出す自転車の数を2台以上にすると300分のプランや、24時間乗り放題のプランを購入することはできないので注意しましょう。
⑦利用条件に同意
以下の利用条件を確認し、「条件に同意する」のボタンを押します。
・18歳以上である
・子どもは16歳以上であれば、乗車できますが、あなたが親または法定保護者である必要があります。
・下記契約の利用条件を読みました
⑧支払い
こちらのカードを入れる差込口にクレジットカードを差し込み、奥まで行ったらゆっくりと引き抜きます。
VISA、マスター、アメリカンエクスプレス、JCB、ディスカバーのクレジットカードを利用することができます。
デビットカードは使えず、クレジットカードのみとなっているのでご注意を!
⑨自分の電話番号を入力
ここで入れる番号は、日本の番号でも大丈夫です。
⑩郵便番号を入力
日本の郵便番号でもOKですが、ここの入力はオプションなので、入力せずスキップ(飛ばす)することもできます。
⑪「費用条件に同意する」ボタンを押す。
⑫支払い確認ページ
次の画面に表示される、支払いに関する確認ページを確認し、料金等に間違いがなければ「確定」を押す。
⑬コードの発行
こちらの乗車コードは発行されてから5分しか使えないので、気をつけて!
コードを入力する前に、乗りたい自転車のサドルの高さを合わせる、パンクしていないか確認する、チェーンなどに故障がないか確認すると言った作業をしておくことをおすすめします。
⑭5桁のコードを入力し、自転車を借りる
発行された5桁のコードを借りたい自転車のドックの左横についているこちらのキーパッドで入力します。自転車は自分が借りたいものを選べばどれでもOK!
この際、ドックのキーパッドに付いている赤、黄色、緑のライトが赤になっているときはその自転車は故障していて貸し出せないという意味なので気をつけましょう!
5桁のコードを入れると、一度、黄色のライトが点きます(下記写真左側)。コードに間違いがなければライトがグリーンに変わり(下記写真右側)、自転車をドックから貸し出すことができます。
ここでコードを入れ間違えてしまうと、黄色→赤のライトがつくので、再度入力し直しましょう。
・パンクはしていない?
・チェーンなどに故障はない?
・サドルの高さを設定する
・サドルは安定している?
・ハンドルは壊れていない?
◆自転車を借りる時に一緒に目的地のビキステーションのドックの空きを調べておく。
◆コードの有効期限は5分のみ。
◆ドックのキーパッドの赤いライトがつている場合は貸し出せない自転車なので気をつけましょう。
biki(ビキ)の返し方
biki(ビキ)はどこのbikiステーションでも自転車を返すことができます。
①最寄りのbikiステーションを探す
目的地付近にあるbikiステーションを探しましょう。念のために、bikiを借りる時にもあわせて最寄りのbikiステーションの空きを調べておくことをお勧めします。
最寄りのbikiステーションを把握していても、いざついてみるとドックに空きがなく返せない、という事態が起こりうるからです。
②bikiステーションのドックに返す
最寄りのbikiステーションの空いているドックに借りていた自転車を返します。
自転車はドックにきちんとはまると、返したドックのライトが貸し出す時と同様、グリーンに変わります。
これをしっかり目視してから、その場を去りましょう!
勢いよくグッとはめないと、うまくはまらないことがあるので気をつけましょう。
自転車が中途半端にはまっていると返却されていない扱いとなり、追加料金がかかってしまうので気をつけましょう。
◆ドックに戻すときには少し勢いをつけてガチッと自転車をはめましょう。
◆ドックに自転車がガチッとはまっていないと、ずっと追加料金がかかってしまうので、緑のライトに変わるところまで目視でチェック!
biki(ビキ)アプリの登録&使い方
現在bikiのアプリはこちらの「PBSC」というアプリ。オンラインや各ステーションでプランなどを買った後に、登録した情報をアプリ上で打ち込みます。
iPhoneのダウンロードはこちら>>
Androidのダウンロードはこちら>>
【登録の仕方】
画面下にある「Profile」のボタンを押す
購入したいプランを選択。
ワンウェイ以外のプランは、プランの下に「Auto-renewal(自動更新)」の選択をするボタンが出てきます。
これは毎月更新のプランであれば、毎月自動更新する、300分のプランであれば残り時間が少なくなると自動更新をするという意味。自動更新をしたければ「Yes」、自動更新は必要なければ「No」を選択します。
その後、ご自身の情報を入れて、クレジットカード情報を入力し決済します。
【アプリの使い方】
アプリを開いて、画面左下の「Map」ボタンを押すと、自分がいるエリア付近にあるbikiステーションがしるされたマップが出てきます。
bikiを借りたい場所を選び、そのステーション部分のしずくのようなマークを押すと、そのステーションの情報が出てきます。
①bikiステーションの名前
ここに書かれているのはbikiステーションの名前です。通りの名前が書かれていますが、その名前の前にある3桁の数字と、ステーションにある青い機械の側面にある番号を念のために照らし合わせましょう。
②ステーションにある自転車の数
ここに書かれている番号は、ステーションで貸し出すことができる自転車の数です。
③自転車を貸し出す時にはこの「Unlock」を押す
④このステーションにある空きのドックの数
自転車を返すステーションを探している時にはここの数字に注意しましょう!
ここの数字が1以上であれば空きのドックがありますが、0であれば空きのドックがないので返却することができません。
この写真のステーションは「4 available」となっているので、4つ空きのドックがあるということになります。
自転車を貸し出す時に、③の「Unlock」ボタンを押すと、”1、2、3” の3つの数字で構成された5桁のコードが発行されます。
そのコードをドックのキーパッドに入力したら、下の「Got it」のボタンを押しましょう。
ちなみに、各ステーションのしずくマークの色は、自転車の数を表しています。マークのブルーの割合が多いと、貸し出せる自転車が多く、白の割合が多いと自転車が少ないという意味になります。
利用するbikiステーションのしずくマークを押すと具体的な貸し出し数が表示されます。
下記写真の各マークの意味は、以下の通りです。
Station is full → ステーションは満車です
Station is half full → ステーションに半分空きがあります
All docks are empty → 全てのドックが空いています(自転車が1台もない状態)
Station with valet service → バレーサービスがあるステーションです(特別な時以外ほとんどこのマークは見ません)
biki(ビキ)とはどんな自転車?
bikiは、3段階のギアチェンジができる自転車。1→2→3と、数字が大きくなるにつれてギアが重くなります。
左側のハンドル部分にベルがついています。(稀についていないことがあるのでご注意を!)
また、基本的にはステーション間のみで乗るため、自転車本体には鍵などはありませんが、自転車を自立した状態で立たせるためのスタンドは付いています。
サドルの高さは1〜11の展開が可能。
参考程度ですが、160cmで大体3に設定して乗っています。サドルを調節するバーが緩くなっている自転車もあるので、コードを入力する前に確認しましょう。
biki(ビキ)レンタル中に困ったトラブル、どうしたらいい?
借りていたbiki(ビキ)が盗まれてしまった
貸出中の自転車が、盗難に遭ってしまった場合は直ちにカスタマーサービス(1-888-340-2454)まで連絡をし、24時間以内に警察に届出を出しましょう。
ペナルティには$1,200(約15万円)が請求されるので気をつけましょう。
上記でもご紹介しましたが、bikiは基本的にステーション間を移動するための自転車。ちょっとお店に寄ろう、と店前に停めて自転車から目を離すことはやめましょう。
返却しようと思ったステーションに開くドックがない
bikiステーションが満車の場合、15分間の猶予時間をもらうことができるのでその手続きを行います。
ステーションにある青いマシーンのタッチスクリーンを押し、日本語設定にした後「利用許可書を持っている」のボタンを押します。
次の画面で出てくる「時間クレジット」のボタンを押し、「時間クレジットをリクエストする」を押します。そうすると15分の時間の猶予がもらえます。
その後、そこから近いbikiステーションの空きをチェックできるので、一番近いところを確認し、そこまで自転車を返しに行きましょう。
基本的に隣同士のステーションは15分以内で移動ができるので、時間内に一番近い空きのあるステーションに行きましょう。
借りたbiki(ビキ)が壊れていた
借りたばかりのbikiが壊れているのがわかった時には、空いているドックに自転車を戻しましょう。
その際通常通り、ドックの左側にあるライトがグリーンになるのを確認するのをお忘れなく!
自転車をドックに返したら、ドックのキーパッドの上部にあるこちらの赤いボタンを押しましょう。
5分以上経ってコードが期限切れになってしまった場合
ステーションにある青いマシーンのタッチスクリーンをタッチし「再利用許可証を持っている」を押しましょう。
その後、「新しい乗車コードを取得する」をタッチすると、新たに自乗車コードを発行してもらえます。その際に、登録したクレジットカードの情報を再度入れる必要があります。
その他の問題が起こった場合
その他に何か問題が起こった場合には以下のbiki(ビキ)カスタマーサービスに連絡をしましょう。(英語のみ)
biki(ビキ)カスタマーサービス
1-888-340-2454
受付時間
毎日 7:00〜21:00
ホノルル市内自転車道があるところ
ホノルル市内にはいくつか自転車専用レーンや自転車が走れる道があります。基本的に自転車は歩道を走ることは禁止されているので以下のマップでルートを確認しましょう!
・Bike Lane:車道の一部を自転車のために確保したもの
・Bike Path:車道から物理的に分離された自転車専用レーン
・Bike Route:自転車と歩行者、自転車と自動車、もしくはそれら3者が使うための道
【よく使う自転車道まとめ】
・カラカウア通り(アラモアナ方面からワイキキに向かう自転車道)
・アラワイ通り(ワイキキ内を東→西に移動する時に使える自転車道)
・サウスキング通り
・サウスベレタニア通り
いかがでしたか?
一番最初にbiki(ビキ)を使う時は少し緊張してしまいますが、使い慣れればかなり便利な移動手段になります。
ぜひハワイ・ホノルル内を移動する際には、biki(ビキ)を使ってみてくださいね!