ワイキキから車で10分弱、レナーズなどもあるグルメストリート・カパフル通りの本格ハワイアンフードレストラン「ダ・オノ・ハワイアンフード」。

昔ながらのハワイアンフードは味付けや見た目もとってもシンプルでヘルシーなんです。このお店はそんな伝統的なハワイアン料理を提供する数少ないお店となっています。

ダ・オノ・ハワイアンフードになる前、同じ場所に長年愛されていたハワイアンフードの老舗「オノ・ハワイアン・フード」がありました。
オリジナル店のオノ・ハワイアンフードは1959年創業。2017年にオーナーの引退により惜しまれつつ閉店しましたが、それを現オーナーのユージーンさんが引き継ぎ、「ダ・オノ・ハワイアンフード」と名前を改め営業を開始しました。オノ・ハワイアンフードで働いていたアンティー・ヴィヴィアンはリニューアル後もしばらくお店で働いていたとのことで、今もなお、オリジナルのレシピでハワイ料理を提供し続けています。店内は当時と変わらぬレトロな雰囲気。

それでは早速こちらのレストランで食べられるメニューをご紹介。
伝統的なハワイアン料理の中でもみなさんに馴染みのあるポケ。現代のポケは進化をしているものも増えていて、スパイシーマヨフレーバーだったり、アボカドが入っていたり、さまざまなトッピングと一緒に楽しんだりとバラエティ豊かですが、昔ながらのポケはとってもシンプル。
ダ・オノ・ハワイアンフードでは、サイコロ状に切ったマグロと玉ねぎ、ハワイアンソルト、ごま油、クレソンなどをミックスしたポケや薄切りにしたタコのポケなども楽しめます。クレソンが入っているのは珍しい!

伝統的なハワイ料理の中でも人気が高いラウラウ。ルアウリーフ(タロ芋の葉っぱ)で豚肉や鶏肉をつつみ、それをティリーフで包んだのちハワイの伝統オーブン ”イム” でじっくり調理するのが昔ながらの作り方。ダ・オノ・ハワイアンフードでは3時間じっくりとかけて作られていて、ジューシーな仕上がり。お肉のまわりのルアウリーフも一緒に食べられて、味や食感はほうれん草のような感じです。
ラウラウも味付けは基本的にハワイアンソルトのみ。塩のみの味付けなのにこんなに美味しいの!と感動すること間違いなしなのでぜひ試してみてください。

12時間もじっくり調理するほろほろのカルーアポークもシンプルにハワイアンソルトで味付けがされていて旨味もたっぷり!ご飯の進む味です。ダ・オノ・ハワイアンフードでは、キャベツと混ぜたカルーアポークキャベツも楽しめます。

そしてハワイアンフードのサイドメニューとして忘れてはならないのがロミロミサーモン。小さく切られた玉ねぎ、トマト、サーモンやねぎをハワイアンソルトで味付けしたさっぱりとしたサイドメニューです。

鶏肉とはるさめを煮込んだチキンロングライス(写真1枚目)は日本人の方もきっと懐かしいと思うような味。鶏の出汁をたっぷりと吸ったロングライスは絶品。
ルアウリーフとイカをココナッツミルクで煮込んだシチュー・スクイッドルアウ(写真2枚目)はちょっと変わった料理。ほんのりココナッツミルクの香りがするペーストのような食感です。
蒸したタロ芋をペースト状にすりつぶして作るポイ(写真3枚目)なども伝統的なハワイアン料理。ポイはハワイの赤ちゃんが離乳食としても食べるほど地元の人に根付いているお料理です。
どれも味付けはほとんどがハワイアンソルトでシンプルなのにも関わらず、食材の旨味がたっぷりと感じられるのでとっても美味しいんです!
蒸したタロ芋とココナッツのプリン・ハウピアのデザートと一緒に♡

伝統的なハワイアン料理は馴染みがない、という方や何から頼んだらいいかわからないという方のために今回登場したのが初めてハワイアン料理セット $29.90。ポケ、ラウラウ、カルーアポーク、ロミロミサーモン、ポイ、スクイッドルアウ、チキンロングライス、デザートがセットになった、超贅沢セットです。
ポケなしだと$24.90になります。KAUKAU限定で登場しているセットなのでお見逃しなく!オーダーの際は最新のKAUKAUマガジンを持参し、提示してください。

せっかくハワイに来たなら、本場の郷土料理をぜひ食べてみてほしい!どれも本当に美味しいのでぜひ足を運んでみてくださいね。