ワイキキのルーフトップレストラン「BUHO」の奥に隠れ家寿司レストラン「梟 FUKUROU」が新登場！和とメキシカンが融合する創作和食が新感覚で絶品！カウンター10席・おまかせコースのみ。

2022年5月3日にグランドオープンした和食とメキシカンが融合された寿司レストラン。今までにないアイデアで新しい和食のスタイルを楽しませてくれるお店です。

何度も“隠れ家”といっているように、「梟 FUKUROU」は知っている人でなければ絶対に見つけることができない場所にあります。それは、ワイキキショッピングプラザの5階にあるメキシカンレストラン「BUHO」のお店の中を通って、一番奥を左に曲がりさらに細い通路を通って、ようやく辿り着くことができるという、まさに隠れ家レストラン！

もともとは倉庫だった一室を改装して作ったとのことで、密室感がより秘密基地のようでワクワク。店内に入ると倉庫だったとはまるで思えないほど落ち着いた雰囲気で、温かみのある木のカウンターが出迎えてくれます。わずか10席なので、ゆっくり食事をしたい時にも最適、記念日など大切な日にもオススメです。

店内のインテリアにはお店の名前になっている梟の絵が飾られています。
なぜ梟なのかというと、ハワイでは古代から信じられてきた神話に登場する「アウマクア」と呼ばれる守護神がいることを知っていますか？動物の姿をかりて子孫や家族を守ってくれるというアウマクアは、梟の姿を借りているとも言われており、梟はハワイの文化において、天と地を守ってくれている重要な存在だそうなんです。そして、実はBUHOとはスペイン語で梟という意味なんだそう！まったく知らなかったので、こんなところにも小ワザが隠されていたことに驚きました！

こちらの素敵な空間でいただくお料理の、前菜や一品料理を監修しているのは元Paris Hawaiiのシェフとして有名なYuya Yamanakaシェフ。そして、お寿司を握ってくれるのは、寿司職人として豊富な知識をもつMiki Yanagiharaシェフ。２名のシェフがそれぞれの得意分野を専門に作り上げてくれるという、なんとも贅沢なシステムです！

メニューはアペタイザー、お寿司、デザート含め、全14品で$125のおまかせコースのみ。メニューの内容は3ヶ月くらいで変わっていく予定とのことなので、何度来ても楽しめますね。今回はオープニングを飾る素晴らしいお料理たちをご紹介します！

1品目：タコセビーチェ
新鮮なタコとオクラをハラペーニョやライムの果汁、ライムの皮からつくるゼスト、梅干しなどから作られたセビーチェソースに和えた一品。タコのぷりぷりした食感とオクラの滑らかな口当たりが絶妙なハーモニー。ライムやハラペーニョからメキシコの風も感じられる風味に仕上げられており、和×メキシカンとはこういうことか！と感じさせてくれます。

2品目：漬けマグロの一口寿司 うずらの卵乗せ
一口サイズの酢飯を漬けマグロで包んでネギで巻きあげた前菜寿司。仕上げにうずらの卵黄を乗せ、ワサビオイルで味付け、あられが飾られています。なんとも斬新な見た目と卵黄と漬けマグロのつや感に食べる前から楽しみが膨らむ一品！口に入れると卵黄が溶けて広がり、マグロとご飯を包み込んでくれたところに、わさびの香りとあられの食感が加わり最高！これは本当に美味しかった…！

3品目：チミチャンガ
揚げたブリトーとしてメキシコで親しまれているチミチャンガ。パリパリの皮の中には海老とモントレージャックチーズが入っていて、日本の春巻きを思い出させてくれる一品です。ソースは自家製のサルサとワカモレが2種ついてきます。一口目はそのまま、二口目はサルサ、三口目はお好みで2種つけて、など最後まで味変して楽しめるのが嬉しいですね。

4品目：大根とカンパチのタコス
タコスといえばメキシコの定番メニューですが、薄くスライスした大根をトルティーヤに見立て、焼いたハワイ産のコナカンパチを巻いていただきます。上に乗っているのは大根おろしにオレンジの果汁やゼスト、お醤油を隠し味に忍ばせたオリジナルの薬味。これは一口で贅沢に食べるのがおすすめ！カンパチの旨味とおろしの香り、大根の食感のバランスがちょうど良く考えられています。

5品目：オナガの握り
たっぷりとアペタイザーを楽しんだところで、ここからは目の前で握ってくれるお寿司が何品か登場します。ハワイではオナガと呼ばれるハマダイの握りには生姜とネギのソースがたっぷり。すべてのお寿司は味付けがされているので、何もつけずにそのままいただけます！白身魚に生姜とネギは合わないわけがない相性抜群の組み合わせでした。

6品目①：甘海老の頭揚げ
握りで出してくれる甘海老の頭をカラッと揚げて出してくれるのですが、この頭がとても大きい！写真では伝わらないかもしれないのですが、しっかりと食べ応えのある立派なおつまみです。これをポン酢につけていただくと爽やかな酸味と海老の香ばしい香りがよく合います。

6品目②：甘海老の握り
先ほど唐揚げで出してくださった甘海老のこちらがお寿司。鮮やかな緑のトビコが乗っていて、海老のキレイな朱色とのコントラストが写真に撮っても映えますね！ゆず醤油とわさびで味付けしてあり、海老のぷりぷり感とトビコのプチプチとした食感が口の中で弾ける旨さ！これも大好きな味でした〜！

7品目：サーモンの握り
有名なニュージーランドのキングサーモンを贅沢な握りでいただきます。美しいオレンジ色で脂がのっていて美味しそう！こちらはポン酢でさっぱり味付けられており、トッピングには細かく刻んだロミトマトとネギがあしらわれています。ローカルのカムエラトマトが使われていて甘みがあり美味しい！

8品目：帆立の握り
続いては、北海道産の帆立を自家製の醤油グレーズとゆず胡椒の味付けでいただきます。表面を軽く炙っているので、旨味がさらに凝縮されています！美味しそうな焦げ目にさらに食欲をそそられますね〜！とても柔らかく、口の中でとろけました。何貫でもぺろりと食べられそう！

9品目：北海道ウニの手巻き
これはもう美味しくないわけがない！程よいサイズの手巻き海苔に北海道産のウニがたっぷり！大葉が添えられ、さらにキャビアもトッピングされているという、なんとも贅沢な一品。こちらは寿司シェフのMikiさんが一人ずつ手渡しで用意してくださいました。

10品目：中トロの握り
さあ来ました！お寿司のネタで一番好きだという方も多い脂がたっぷりのった中トロの握りです。格子状にきれいな飾り包丁が入れられ、見た目にも美しく、まさにとろける口当たり。わさびとお醤油の味付けで素材そのままの味を生かしてシンプルにいただきます。

11品目：和州牛のタコス
たっぷり握りを堪能したあとは、もう一度新しいアペタイザーで気分も一新。味噌でマリネした和州牛のグリルをウベのトルティーヤで包んで食べる贅沢なタコス。緑色のソース、サルサヴェルデとマイクログリーンが添えてあり、いろんな世界の料理の魅力が詰まったような一品です。

12品目：トロタクの手巻き
お寿司の締めといえば巻物。トロと沢庵をたたいたトロタクの手巻き寿司です。こちらもシェフのMikiさんがひとつひとつ巻いて手渡しでくださいます。トロタクは言わずと知れた人気の一品ですよね。細巻きで食べることが多かったのですが、ネタがたっぷり入った手巻きで最後にいただけて大満足です。

13品目：ロブスター茶碗蒸し
出汁がしっかりと効いたロブスターの茶碗蒸し。たくさん食べたり、お酒を飲んだりした後の体に染み渡るような優しい味で、体が温まり最後にホッとリラックスさせてくれます。この茶碗蒸しだけでもまた食べたいという声があがるほど、ふわ〜っと香るお出汁の旨味の虜になりました。

14品目：抹茶チュロス
いよいよデザート！メキシコのおやつとして親しまれているチュロスは、日本だとディズニーランドやお祭りなどで食べたことがある人も多いのではないですか？サクッと香ばしく揚げたチュロスをほろ苦い抹茶パウダーでコーティング。たっぷりのバニラアイスと餡子をつけていただく大人のデザートです。

デザートまでで全14品。
バラエティ豊かなお料理には、ひとつひとつに驚きと感動が詰まっていて、ぜひ一度足を運んでみていただきたい素敵なレストランでした！

お店は火曜日から金曜日の17:30〜と19:45〜の2部でご予約可能です。もうすでに5月中の予約はほとんど埋まってしまっているとのことで、早くも人気沸騰しています。カウンター10席のみなので、希望の日程が決まっている場合は早めにご予約を！
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梟 FUKUROU
ワイキキショッピングプラザ5階
2250 Kalakaua Ave. Honolulu, HI 96815
火曜〜金曜　17:30〜、19:45〜（完全ご予約2部制）