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【3月31日】ハワイの観光マーケット、2023年の滑り出しは予想より好調だったが、夏に向け不透明

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2023/03/31 07:31 2023/04/03 15:43 UPDATE

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ハワイのニュースをほぼ毎日更新する「ハワイ早耳ニュース」、3月31日のニュースです!

【3月31日】ハワイの観光マーケット、2023年の滑り出しは予想より好調だったが、夏に向け不透明

ハワイの観光産業は2023年第1四半期において予想よりも多くの渡航者、また消費が見られた四半期となった。

2022年の秋~年末にかけて低調だったハワイは、2023年に入り好調に転じ、2023年2月ハワイの観光客数は、パンデミック発生前の96.5%まで回復するなど、観光業界にとっては良い意味で予想を裏切られる良い滑り出しとなりました。また2023年2月の渡航者あたりの消費額は、2022年2月に比べて25%増、2019年2月と比べても18%増でした。

しかし、2022年はオミクロンバリアントが発生し、3月26日頃まで観光ができなかった状況からの反発で4月の数字が跳ねた経緯があったため、2023年の4月移行の予約状況は、昨対比で見るとマイナスの予測となっている旅行会社もあるとのこと。夏に向けての予測は不透明となっているそうです。

理由としては主要な国際マーケットである日本からのフライト数が依然として2019年比で6割程度しか戻っていないこと、またアメリカ国内のインフレからアメリカ国内の旅行者がメキシコなど国外リゾート地を旅行先を選ぶ率が上がっていることなどが挙げられています。

その一方で、旅行者が予約を90日以内に取る率が上がるトレンドがパンデミック後に顕著になっており、3月現在で夏の予約状況が低調でも5月あたりからの復調してくる可能性もあると見られています。 

【3月30日】ハワイアン航空、全米エアラインの中で定時到着率1位

The Bureau of Transportation Statisticsのレポートによると、ハワイアン航空の2027年から2021年の定時到着率は88.8%となり、全米の主要航空会社の中で1位となりました。

続いて2位にデルタ航空の86%、3位にはアラスカ航空の82%ととなりました

ワーストエアラインはジェットブルー航空で定時到着率は73.2%だったそうです! 

【3月29日】ホノルルのダウンタウンでオフィス空きスペースを住居へ転用計画、ホノルル市の住宅条例変更の動き

コロナになって、オフィスから自宅勤務に切り替えた人が多くなったことから、オフィスの空きスペースが全米でも増えていて、この活用の案として、オフィスビルを住宅へ転用する流れがあります。

ホノルルのダウンタウンでも、オフィススペースをコンドミニアムに転換して数百戸の住宅を建設する計画があります。ハワイの不動産開発・管理会社のアバロングループは2023年はじめに、ホノルルのダウンタウンにあるオフィスビル、デイビーズパシフィックセンターを買収。20階建てのこのビルは現在1/3が空き室となっている。同社は商業施設は残すが、少なくとも75%はコンドミニアムに転換する計画があります。

しかし、ここで障壁となるのがホノルル市の住宅条例。寝室を含む居住空間には、換気のための窓の設置が義務付けられているため、オフィスビルから簡単に住宅へ転用することが難しいのです。こういったプロジェクトを進めるために、市の住宅条例を変更しようとする動きが出てきています。

ホノルル市議会議員のタイラー・ドス・サントス=タム氏は、オフィスから住宅への転用を支援。ホノルル市の住宅不足の問題を解決するために住宅条例を改正する法案を提出しました。これは国際建築基準に準拠しているのであれば、住宅への転用を許可するものです。

この法案は、構造上、窓があとから作れない空間にも換気装置を設置するなどの対策を取り、住宅利用が可能にするというものです。

アバロングループは、オフィスからの住宅へ転用することで1ユニットの価格を55万~65万ドルに押さえることができると試算しています。

ではちなみにホノルルのダウンタウンのオフィス空室率は14%近くになっており、合計するとビル2棟分にもなるそうです。一棟の新築ビルをゼロから建てるよりも、早く・安く供給され、サステイナブルな取り組みになりますね。

【3月28日】ホノルル高速鉄道7月開業に向け、セイフティプランなど詳細が徐々に明らかに

ホノルル市のブランジャルディー市長が、ホノルル高速鉄道(HART)の最初の区間の運行(東カポレイからアロハスタジアムまで)を2023年7月から開始すると発表してから2週間が経過しました。

HART運営を行うホノルル市交通局は、ハワイ初の鉄道運用開始に向け、鉄道システム・セイフティプランをホノルル市議会に提出しました。

このHARTは半自動運転システムの鉄道となりますが、まったくの無人運営ではなく、3段階のセキュリティシステムを配備されるとのこと。

その3段階のセキュリティシステムとは
・各駅の駅員を配置
・一本置きに鉄道オペレーターが乗車
・必要に応じて警察が対応 となります。
また安全担当オフィサーが、駅構内や車両内、パーキング施設内などのパトロールを行う計画も盛り込まれています。

さらに、提案書内でいままで開示されていなかった運行時間などの詳細も分かってきました。 平日の午前5時から午後7時まで、10分間隔で運行、 そして週末と祝日は午前8時から午後11時までの運行の予定となるそうです。

HARTを利用予定の沿線住民からは、夜勤終わりの人が帰宅できない、もっと運営時間を伸ばして欲しいというリクエストも出ていますが、まずは無事にオペレーションが開始され、無事に運行することが先決ですね! 

【3月27日】ハワイアン航空がサステイナブルなバイオ航空燃料の購入を発表

ハワイアン航空はバイオ燃料会社GEVO Inc.との間でサステイナブルな航空燃料(SAF)を購入することに合意したと発表しました。購入は5年で5000万ガロン。2029年よりアメリカ本土の中西部にある施設から、ハワイへのデリバリーが始まる予定です。

ハワイアン航空のピーターイングラム社長は、2050年に炭素排出量を実質ゼロにするという同社の目標に一歩近づくことになる、また今後も環境への影響を軽減する上で極めて重要な SAFへの投資を継続するつもりであると語りました。 

Gevo社は、再生可能農法で栽培された食用に適さないトウモロコシの残渣デンプンを用いてSAFを製造しています。

ハワイアン航空はバイオ燃料会社GEVO Inc.との間でサステイナブルな航空燃料(SAF)を購入することに合意したと発表した。購入は5年で5000万ガロンで、2029年より中西部にある施設から、ハワイへのデリバリーが始まる予定。

ハワイアン航空のピーターイングラム社長は、2050年に炭素排出量を実質ゼロにするという同社の目標に一歩近づくことになる、また今後も環境への影響を軽減する上で極めて重要な SAFへの投資を継続するつもりであると語った。

Gevo社は、再生可能農法で栽培された食用に適さないトウモロコシの残渣デンプンを用いてSAFを製造している。またGevo社は、再生可能農法で栽培された食用に適さないトウモロコシの残渣デンプンを用いてSAFを製造。
製造工程においても天然ガスなど低炭素排出を心がけている企業です。

サステイナブルな空の旅、もっと進んでほしいですね! 



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