お気に入り0

SHARE
Facebook
twitter
LINE

2023年6月30日開通!ホノルル鉄道「スカイライン」に乗ってきた!運賃や駅内、車両内の様子など詳しい情報をご紹介!

お気に入り0

SHARE
Facebook
twitter
LINE
お役立ち情報&モデルプラン
2023/07/05 18:29 2023/07/05 18:29 UPDATE

2023年6月30日に、12年の時を経てやっとホノルル鉄道(HART)の「スカイライン」の運行が開始されました!6月30日当日はHOLOカードがいらず無料乗車ができるとのことだったので、KAUKAU編集部で早速乗ってきましたよ〜!
こちらの記事では乗ったスカイラインの駅内、車両内などの様子、そして運賃システムなどもご紹介します。
実際に乗車した時の様子はライブでもお届けしているのでこちらもご覧ください>>

6月30日に開通したスカイラインに乗ってきた!

6月30日からスタートしたのは計9駅、運行時間は?

2023年6月30日からついに開通したHART(ホノルル鉄道)、その名もスカイライン。とは言ってもまだ完成しているのは全体の半分ほど。以下のマップの左下にある「クアラカイ駅 東カポレイ」から「ハラヴァ駅 アロハスタジアム」までの9駅です。
↓クリックで拡大します。

 

電車は10分間隔で、現在は平日5:00〜19:00、週末8:00〜19:00の時間帯で運行しています。

 

乗車にはHOLOカードが必要、運賃は?

スカイラインはHOLOカードのみで乗車が可能。現金では乗ることができません。
大人用の1日パスはワイキキなどのABCストアで購入することができますが(現金支払いのみ)、スカイラインが走っている各駅にはHOLOカードを販売している機会があるのでそちらで購入することができます。

 

支払いはカードか現金でできますが、お釣りが出ないようなので現金で支払う際にはちょうどの額を機械に入れる必要があります。

 

カードを既に持っている方は機械のこの部分にカードをかざしてチャージをします。

 

■料金
料金はザ・バスと同じ仕組みとなっています。
ADULT(大人):$3.00/1回、$7.50/デイパス
YOUTH(子供 6〜17歳):$1.50/1回、$3.75/デイパス
※年齢が証明できるものが必要。有効な高校の身分証明書または在学証明書をお持ちの19歳までの高校生も含まれる。
SENIOR(シニア 65歳以上):$1.25/1回、$3.00/デイパス
その他の詳しい料金はこちらから>>

■乗り継ぎ、乗り換えの料金
乗り継ぎや乗り換えのシステムも、ザ・バスと同様。
今回は大人の料金で説明をします。
ザ・バスは現在、HOLOカードで乗車すると、$7.50の乗車料金に達した(3回目に乗車した)時点でデイパスへと切り替わり、それ以上の金額が課金されることはありません。※降りてから次に乗るまでの制限時間は2.5時間。
スカイラインも同じシステムでバスースカイライン間もそのデイパスのシステムが適用されるとのことです。

 

駅内の様子

今回はパールハイランズがある「ワイアワ」という駅から乗車したのでそちらの様子をご紹介します。
こちらの駅は「Kiss & Ride(キス&ライド)」と呼ばれる、家族などに最寄り駅まで送迎してもらい、車の乗り降りの際だけ短時間駐車ができる車寄せのエリアがあります。
キス&ライドができるエリアには写真のような緑のサインがあります。

 

駅の建物に上がっていくと、自転車を停められるエリアもありました。自転車は持ち込むことも可能ですが、ここに停めて電車に乗ることもできます。駐輪場は現在開通している9駅すべてにあります。
各駅の詳しい情報はこちらから(英語のみ)>>

 

そしてさらに進んでいくと、こちらが駅の入り口ですよ、を記す「ENTRY」のサインが!

 

こちらが、ワイアワの駅の入り口。駅が開く前に行ったのでまだシャッターが下がっています。

 

中にはハワイでは見たことがなかった電車の改札!久しぶりの改札にワクワクします。

 

改札にHOLOカードをかざして中に入ります。
ちなみにこの日は無料乗車のプロモーション中だったのでかざしている風の写真となっていますが、実際にかざすと、黒い画面の部分(写真はカードで隠れちゃっていますが・・・)にシャカのマークが現れるそうですよ!

 

スカイラインは西と東の2方向に走っています。
カポレイ方面が西方向(Westbound)、アロハスタジアム方面が東方向(Eastbound)となっています。
駅によっては真ん中にプラットフォームがある駅と、西方向と東方向でプラットホームが2つに分かれている駅があるので、自分が行きたい駅が今自分のいる位置から西側にあるのか、東側にあるのかしっかり確認しましょう。
駅の至る所に、WestboundかEastboundの表示があります。

 

また、写真のような電光掲示板もあり、後何分で電車が来るかも確認することができます。文字が小さめなのが少しネックですが、ザ・バスと違い時間がわかるのは嬉しいですよね!

 

ホームには写真のような座って電車を待つことができるベンチもありました。

 

ホームドアもついていて、以下の写真のようにカバンのマークがあったり、車椅子のマークがあったりします。大きな荷物がある方や車椅子での利用がある方は該当のマークがついている車両乗るのがおすすめ。

 

地面には黄色いタイルの線があるので、電車を待つ際にはその線の後ろで待つようにしましょう。

 

 

車両内の様子

電車の中には大きな荷物が置けるラックや、

 

サーフボードを置くことができるサーフラックも完備。サーフラックがあるあたりはハワイらしいですよね!

 

ブルーのつり革も可愛い!

 

電車の座席などはザ・バスに少し似ています。電車内では次に着く駅の名前のアナウンスがされます。
ちなみに車両内は無料Wi-Fi完備!

 

電車内には禁止事項のサインがあります。禁止事項は以下の通り。
・喫煙
・飲食
・ポイ捨て
・引火性のもの、爆発物、有害物質の持ち込み
・携帯の使用(マナーモードであればOK)
.・唾などを吐く行為
・排便、排尿
・高齢者など座席を必要とする人に席を譲ることを拒否する行為
・1人で1席以上使用すること

 

 

ザ・バスとの繋がる駅は?

現時点でザ・バスと直接つながる駅は以下の通り。
・ケオネアエ駅(ハワイ大学ウエストオアフ校)
・ホアエアエ駅(ウェストロッホ)
・ハラヴァ駅(アロハスタジアム)

また、現在開通している9駅のうちホノウリウリ駅(ホオピリ)と、ハラウラニ駅(リーワードコミュニティカレッジ)を除くすべての駅には指定されたバス停があるのでそこからスカイラインにアクセスすることもできます。

 

駐車場(パーク&ライド)、キス&ライドがある駅は?

現時点で駅に駐車場があるのは以下の通り。
・ハラヴァ駅(アロハスタジアム)
・ホノウリウリ駅(ホオピリ)
・ケオネアエ駅(ハワイ大学ウエストオアフ校)

 

キス&ライドがあるのは以下の通り。
・ハラヴァ駅(アロハスタジアム)
・ワイアワ駅(パールハイランズ)
・ホノウリウリ駅(ホオピリ)
・ケオネアエ駅(ハワイ大学ウエストオアフ校)

 

スカイラインに関するQ&A

Q: トランクなど、大きな荷物の持ち込みは?
A: 専用の手荷物ラックに収納でき、他の座席にはみ出したり他の乗客の邪魔にならない限り、荷物の持ち込みはOK。荷物を通路や座席に置くことはできません。

Q: ペットは乗車できますか?
A: サービスアニマルは可能。
そうでない犬や猫などの小さな動物はバッグやケージの中に入れ、椅子の下や同乗する飼い主の膝の上に乗せてお具必要があります。

Q: 空港まではいつ開通しますか?
A: 空港までを含む次の区間は2025年予定です。

Q: 全線開通はいつ?
A: すべての路線が開通するのは2031年の予定です。

Q: 鉄道はワイキキまで来ますか?
A: ワイキキまでは来ません。当初の予定ではアラモアナが終点でしたが、現在は予定にあったアラモアナから2駅手前のシビックセンター駅(ダウンタウン)が終点となる予定です。

 

 

現段階では日本人の観光客の方が頻繁に使うルートではないかもしれませんが、次回のハワイではぜひ、スカイラインに乗ってハワイの新しいことを体験してみてくださいね!

 

 

RANKING人気の記事