ハワイの玄関口となるダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)。離発着以外であまり使わない…という人も多いかもしれませんが、空港の利用術をある程度把握しておくと、搭乗までの時間を有効に使ったり、駆け込みのお土産購入もスマートにコンプリートできたりと、旅の満足度がアップすること間違いなしです。
そこで、この記事ではダニエル・K・イノウエ空港の概要から各種アメニティ、フード&ショップ、レンタカーやシェアライド乗り場まで、押さえておきたい基本情報をお届けします。
ハワイの玄関口となるダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)。離発着以外であまり使わない…という人も多いかもしれませんが、空港の利用術をある程度把握しておくと、搭乗までの時間を有効に使ったり、駆け込みのお土産購入もスマートにコンプリートできたりと、旅の満足度がアップすること間違いなしです。
そこで、この記事ではダニエル・K・イノウエ空港の概要から各種アメニティ、フード&ショップ、レンタカーやシェアライド乗り場まで、押さえておきたい基本情報をお届けします。
2017年にホノルル空港から現在の名称に変更したダニエル・K・イノウエ国際空港。
毎日約58000人が乗降する国際空港として、国際便はもちろん、マウイ島やビッグアイランドなどハワイ諸島への中継地としても利用されています。
ワイキキ中心地からは車でおよそ20〜30分の距離にあり、アメリカとアジアをつなぐ重要拠点としても機能しています。
ダニエル・K・イノウエ国際空港にはターミナルが3つあります。
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ターミナル1は、ハワイアン空港が主に利用しています。※日本発着のハワイアン空港はターミナル2を利用するため要注意。
ターミナル2は、「メインターミナル」と呼ばれ、空港の中心的施設。ハワイアン航空、モクレレ空港を除くすべての航空会社が利用しています。日本への出発便(JAL、ANA、デルタ、ユナイテッドなど)は、ほぼすべてターミナル2から搭乗するため、離島への乗り継ぎがない旅行者は「出国時はターミナル2」と覚えておけばOKです。
ターミナル3は、モクレレ空港のみが利用しています。
国際便の到着ロビーは1階にあります。ハワイに到着すると、2階の到着ゲートからイミグレーションなどを経て荷物ピックアップエリアへ向かいますが、このエリアは地図上の赤い部分に当たり、ターミナル2の西端にあります。
出口は、団体出口と個人出口に分かれており、団体出口を出るとツアーバス乗り場があります。
個人出口の近くには、タクシー乗り場があります。
タクシーやライドシェア乗り場については、記事後半でご紹介しています>>
空港からワイキキエリアへの移動手段はこちらの記事をチェック>>
ハワイから日本へ帰る時は、ターミナル2の2階にある出発ロビーへ向かいます。
出発ロビーのエントランス付近には実はほとんど飲食店がありません。
スターバックス・コーヒーとその隣にアトリウムバーがあるのみ!オープンエアの建物のため、エアコンが効かない共有部も多く、冷たいドリンクで喉を潤したくなるところなのですが、この付近ではチョイスが少ないので、がっかり&びっくりしないように事前にチェックしておきましょう。
セキュリティチェック通過後のエリアにはスターバックスをはじめ、フードコートなどもあってレストラン・カフェは充実しているのでご安心を。
空港内のレストランやショップ情報は、記事後半でご紹介します>>
世界の国々の中でも、ハワイへの直行便を就航しているのは、日本や韓国、台湾などのアジアの一部の国々、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、その他マイクロネシア、ポリネシアの島々など。日本から毎日直行便が運航されているため、私たちにとってハワイは身近な渡航先ですが、実は直行便でハワイへ渡航できる日本人は恵まれた旅行客なのかも?!
そんな日本から、ダニエル・K・イノウエ空港へは以下の5つの空港から直行便が就航しています。
・羽田空港
・成田国際空港
・関西国際空港
・中部国際空港
・福岡空港
上記以外のエリアからハワイへ行く場合は、乗り継ぎ便を利用することになります。
ハワイへの直行便は、2024年5月現在JAL、ANAをはじめ6つの航空会社が運航しています。
・日本航空(JAL)
・全日空(ANA)
・ハワイアン航空
・ZIPAIR
・デルタ航空
・ユナイテッド航空 (ANAとのコードシェア便)
上記航空会社で、ZIPAIR以外は毎日直行便を運航しています。また、ダニエル・K・イノウエ空港には、ZIPAIRを除く5社のラウンジがあります。
ダニエル・K・イノウエ空港の出発階である2階には出発ロビーが8つ(ロビー1〜ロビー8)あります。日本直行便がある、日本航空(JAL)、全日空(ANA) 、ハワイアン航空、ZIPAIR、デルタ航空、ユナイテッド航空 (ANAとのコードシェア便)の出発ロビーのロビー番号をご紹介します。これらのエアラインはメインターミナルであるターミナル2にあるロビーからチェックインします。
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・日本航空(JAL)→ロビー5
・全日空(ANA)→ロビー8
・ハワイアン航空→ロビー4
・ZIPAIR→ロビー4
・デルタ航空→ロビー7
・ユナイテッド航空 (ANAとのコードシェア便)→ロビー8
出発ロビーの番号と航空会社は、この青い電光掲示板でも確認することができます。
空港の担当者の方によると、出発ロビーの番号は頻繁に変わることはないそうですが、たまに変わることがあるとのこと。以下のリンクも併せてご覧ください。
ダニエル・K・イノウエ空港の出発ロビーについてはこちらから>>
ダニエル・K・イノウエ空港には、航空会社のラウンジをはじめたくさんの空港ラウンジがあります。特定のクレジットカードのユーザー専用のラウンジ、旅行代理店のラウンジなどもあるので、自分が利用できるラウンジがあるかぜひチェックしてみてくださいね。
一般的に、ラウンジにはソファやテーブルが完備され、WiFiやフード、ドリンクなどもフリーで提供されることが多いので、搭乗までの時間を有意義に過ごすことができます。
ダニエル・K・イノウエ空港にあるラウンジ
【ターミナル2】
ターミナル2、1階のラウンジはロビー5、6付近の三角になっているエリアに集結しています。
<1階>
カンタス・ビジネスラウンジ
コオリナ・ラウンジ
コリアンエアライン・KAL・ラウンジ
IASSハワイラウンジ
H.I.S.レアレアラウンジ
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<2階>
フォーシーズンズリゾート・ラナイ・ゲストラウンジ
デルタ・スカイクラブ・ラウンジ
<3階>
ユナイテッド・クラブ・ラウンジ
サクララウンジ/アドミラルズ・クラブ
ANAスイートラウンジ/ANAラウンジ サクララウンジハレ
【ターミナル1】
ハワイアンエアラインズ・プレミア・クラブ<2階>
プルメリア・ラウンジ<3階>
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空港ラウンジの詳しい情報はこちら>>
空港内の施設を利用するのは主に帰国時という人がほとんどですよね。チェックインを済ませたらセキュリティーゲートをいつ通過するか? という問題は空港攻略の重要な“あるある”ですが、ダニエル・K・イノウエ空港の場合は、チェックイン後すぐ通過!が正解です。冒頭でも少しご紹介した通り、出発ロビー付近やチェックイン前のエリアには飲食店、ショップともにほぼ何もお店がありません。
なので万が一ハワイにいるお友達やご家族がお見送りに来てくれても、チェックイン前にあるスターバックスで一緒に時を過ごす・・・ということに。
チェックインして、セキュリティーゲートを通った先には各ターミナル、ゲートごとに様々なレストランやカフェ、DFSなどのショップが点在していて、搭乗前最後のショッピングを楽しんだり、とフードコートで搭乗前に食事を済ませることもできます。
以下マップには、黄色部分はフードコート、そして空港に数多くあるスターバックス コーヒーの位置が記されています。
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ご覧の通り、スターバックスコーヒーは各ターミナル、ゲートにあって充実!他にもコーヒースタンドやビアバーなども充実しているので、ラウンジへ行かずにちょっと休憩したい…という時もゲート内で座れる&食べられる&飲めるお店は色々とあるので安心です。
さらに詳しいレストラン情報は、空港ホームページのマップの「Food & Bevarage」から確認することができます。
ターミナル2のゲート内には、主要なハイブランドのショップがずらりと並び、DFSも充実しています。DFSは、取り扱いアイテム別に店舗が複数あります。
マップのグリーンの斜線部分はハイブランドがあるエリア。
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◾️ターミナル2にあるブランドショップ(マップのグリーン部分)
・マックコスメティックス(MAC cosmetics)
・レスポートサック(LeSportsac)
・マウイダイバーズジュエリー(Maui Divers Jewelry)
・ロンシャン(Longchamp)
・コーチ(Coach)
・プラダ(Prada)
・サルバトーレフェラガモ(Salvatore Ferragamo)
・マークジェイコブス(Marc Jacobs)
・ケイトスペード(Kate Spade)
・ポロ ラルフローレン(Polo Ralph Lauren)
・マイケルコース(Michael Kors New York)
・ヘルメス(Hermes)
・バーバリー(Burberry)
◾️空港内にあるDFS
・DFS フロムハワイウィズラブ(DFS from Hawaii with Love)
・DFSビューティー(DFS Beauty)
・DFSデューティーフリー(DFS Duty Free)
・DFSギャラリア(DFS Galleria)
DFS各店にはお土産アイテムが多数揃い、空港でのラストミニッツのお土産購入もできます。人気のホノルルクッキーやハワイアンコーヒー、マウナロア、ハワイアンホースト、パンケーキミックスなど、定番のお土産が揃うのでもし誰かに買い忘れた!というときでも焦らずに!!
ショップやレストランなどがたくさんあり、便利に利用できるダニエル・K・イノウエ空港ですが、日本と同じ感覚でいると勝手が違って困ることも。その最たる例が喫煙所(Smoking Area)の場所でしょう。空港構内には喫煙所がありません。そのため、特に喫煙者の皆さんは事前に喫煙可能な場所をチェックしておくことをおすすめします。
出発階(2階)の喫煙所はライドシェアやバス乗り場があるこの中央分離帯の部分にロビーごとに1箇所ずつあります。
到着階(1階)はターミナル3のパーキング付近、そしてターミナル1と2の間に2箇所あります。
公式マップに詳細があります。喫煙所の見方は以下の通り。
■スポット位置の確認方法
ダニエル・K・イノウエ空港マップ>>
・マップの上にポインタを合わせると説明文がポップアップで出てきます。
・「Services」のタブからSmoking Areasなどを選ぶと、アイコンが表示されます。
・主なサービスの表記は以下をご参照ください。
Smoking Area(喫煙所)
Recharging Station(充電コーナー)
Public Restroom(トイレ)
Hydration Station(水飲み場)
空港からワイキキへの移動方法はタクシーやザ・バス、レンタカー、配車アプリのウーバーやリフトなど、さまざまな選択肢があります。一緒に移動する人数や荷物の大きさによって、ストレスなく移動できる方法を選びましょう。
空港からワイキキエリアへのおすすめ移動手段はこちらの記事をチェック>>
スーツケースの積み込みを考えると、タクシーやウーバーなどが手頃な手段になる人が多いのではないでしょうか。
マップにあるように、タクシー乗り場はターミナル1・2の1階、配車アプリ(ウーバー・リフト)によるライドシェアの乗り場は2階にあります。マップ上は同じ場所にありますが、階数が異なるためあらかじめ確認しておきましょう。
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タクシーを利用する場合は、歩道の縁石が黄色いエリアが目印。写真のように、タクシー乗り場は縁石部分にイエロー・グリーンで色分けがされています。
【イエロー】TAXIと書かれていて、ココがタクシー乗り場になります。
【グリーン】送迎予約をしている方は、ココ(PRE-ARRANGED)から乗ります。
コアタクシーやハナタクシーなど、KAUKAUからご予約をしている方は黄色い「TAXI」と書かれたところではなくこちらの「Pre-Arranged」のエリアからタクシーに乗ります。
配車アプリを利用する際は、事前にアプリのダウンロードやクレジットカードなどの登録が必要です。
Uber(ウーバー):https://www.uber.com/ja-US/
Lyft(リフト):https://www.lyft.com/
まだ運行はされていませんが、ホノルル鉄道、スカイラインの駅もできています。こちらの運行は2025年予定とのこと。空港からの区間の運行が始まっても、現時点での終点予定であるシヴィックセンターまでの運行が始まるのは2031年ごろ。
当初の終点の予定であったアラモアナまで区間が伸びてくれれば空港からの移動手段として活躍してくれそうですが、現時点ではまだまだ未定&先の話になりそうです。
ターミナルの構造をはじめ、空港ラウンジ、レストラン、ショップや各種アメニティまで、ダニエル・K・イノウエ空港を利用する上で知っておきたい基本情報をまとめました。
到着した瞬間から離陸する寸前まで、大好きなハワイをたっぷり満喫したいからこそ、空港での時間の使い方や過ごし方は意外と大事!スムーズ&スマートに空港を活用術して、ハワイを200%楽しんでください。