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【7月30日】ハナウマ湾、9月8日から2週間閉鎖 駐車場改修工事のため
【7月30日】ハナウマ湾、9月8日から2週間閉鎖 駐車場改修工事のため
オアフ島で人気のシュノーケリングスポット「ハナウマ湾自然保護区」は、2025年9月8日(月)から9月23日(火)までの間、一時的に閉鎖されます。期間中は、ビーチやビジターセンターなど、すべての施設が利用できなくなります。
今回のクローズは、駐車場の舗装し直しとラインの引き直しといった工事のためです。作業が行われるのは、一般の方向けの2つの駐車場(合計で約280台分)で、工事費はおよそ84万ドル。天候によっては、予定が変更になる場合もあります。
ハナウマ湾は、透明度の高い海とたくさんの熱帯魚が見られることで知られており、ハワイでも特に人気の高い自然保護エリアです。もともとはハワイ王族が漁をしていた場所で、今でも地元の人々にとって大切な文化と自然のスポットです。
過去には、1日に1万人近くの観光客が訪れていたこともありましたが、自然への影響を減らすため、1990年からは魚へのエサやりが禁止され、見学前のビデオ視聴や入場制限などのルールが設けられています。
ハワイ旅行中にハナウマ湾を訪れる予定だった方は、ぜひスケジュールを調整してくださいね。最新の情報はホノルル市やハナウマ湾の公式ウェブサイトでご確認いただけます。
STORE INFORMATION
ハナウマ湾
サンゴ礁などに囲まれ、水がとても穏やかであるため、初心者でも安心してシュノーケリングが楽しめます。
子ども連れの家族でも安心してシュノーケリングを体験できます。
保護区であるため、様々な海洋生物や何百種類もの魚、サンゴ、などがとてもナチュラルな感じで見られます。
※お問い合わせの際は「KAUKAUを見た」と言うとスムーズです。
【7月29日】ロシア東岸でM8.7の地震発生 ハワイに津波警報発令、避難呼びかけ
2025年7月29日午後、ロシア・カムチャツカ半島東岸付近でマグニチュード8.7(後に8.8に修正)の大地震が発生し、ハワイ州全域に津波警報が発令されました。地震は午後1時25分ごろに発生し、午後1時33分に津波注意報が出され、その後午後2時43分に津波警報へと引き上げられました。これにより、指定された沿岸地域に住む住民には、ただちに避難するよう強く呼びかけられています。
太平洋津波警報センターによると、最も早くて午後7時17分にハワイ諸島に最初の津波が到達する可能性があるとされています。ハワイ北西部の一部沿岸では、潮位より1〜3メートル高い津波が到達する可能性があり、複数の波が到来するおそれもあります。夕方以降は高波や強い海流に十分な警戒が必要です。
関係当局は、津波の到達が未確認の段階でも、早めの避難準備と冷静な対応を求めています。また、今回の津波警報では、通常のサイレンが鳴らない場合もあるため、テレビ、ラジオ、携帯電話、SNSなどを通じて最新の公式情報を確認することが重要です。
今回の地震は、観測史上でも特に大きな規模に分類されており、太平洋全域への津波の影響が懸念されています。ハワイだけでなく、アメリカ本土西海岸やアラスカ、日本、その他の太平洋諸国でも警戒が強まっています。
旅行でハワイに滞在中の方、住民の皆さんは、高台や指定の避難所など、安全な場所へ早めに避難し、当局の指示があるまで海岸付近には近づかないようにしてください。引き続き、信頼できる情報源を通じて最新の状況を確認し、安全確保に努めてください。
【追記】7月30日の午前9時にハワイ諸島への津波注意報は解除されました。
【7月28日】韓国プレートランチ「ME BBQ」商標トラブル 2つの店舗に観光客が混乱
ワイキキの人気韓国プレートランチ店「ME BBQ」をめぐって、同じような名前で営業する2店舗の間で商標権をめぐるトラブルが発生しています。観光客や地元住民の間では、「どちらが本物のME BBQなのか」と混乱の声も。
この発端は、1992年からワイキキのUluniu通りで営業してきた老舗「ME BBQ」が、2023年に店舗のリースを失い一時閉店したこと。オーナーのキム・セワンさん一家はその後も再開に向けて準備を進め、2025年4月にクヒオ通りに新店舗をオープンしました。
しかし、キムさんたちが閉店していた間、近くで別の飲食店を経営していたモハメド・エル・ガブリさんが、元の店舗を借りて営業を開始。ハワイ州の商務消費者局(DCCA)にも正式に名称を登録し、「ME-BAR-B-QUE」という名前でオープンしたのです。
結果として、ワイキキには非常によく似た名前の「ME BBQ」と「ME-BAR-B-QUE」が並び立つ形になり、観光客から「違う店だった」「以前と味が違う」といった声も聞かれるようになることに。
キムさん側は、「私たちは名前も味も、30年以上守ってきたブランドです。休業中も再開を目指して真剣に取り組んでいました」と主張。商号「ME BBQ」は2014年にDCCAに登録し、2029年まで有効な状態です。
一方で、エル・ガブリさん側の弁護士は、「合法的に名前を登録しており、店舗の改装やメニューの開発にも多額の投資をしてきた。休業が2年も続いていた以上、他の人が使うのは当然と考えた」と反論しています。
ハワイ州法では、1年間使用されていない商号は「放棄された」と見なされ、他の事業者に再登録される可能性があるとのことで、今回のケースでは、DCCAがどちらの主張を認めるのかが注目されます。
以前からあった店舗の味を求めている方は、クヒオ通り沿いに新しくオープンした「ME BBQ」へ、元の店舗の雰囲気で新たな味を試してみたい方は「ME-BAR-B-QUE」ですので、お間違いなく!
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