ローカルモーション×ハワイアンエアライン第4弾コラボ！限定Tシャツ＆ロングスリーブが発売中

2021年から毎年続いているローカルモーションとハワイアンエアラインのコラボレーション。過去3回は、オーシャンセーフティやマラマ（思いやり）、スピリット・オブ・ハワイといったテーマに沿って、ローカルモーションとハワイアンエアラインが協業し、デザインを形にしてきました。

しかし今年のデザインは少し異なり、「すべてローカルモーションに任せてもらえたんです」と話すのはローカルモーションCOOの高崎雄介さん。コンセプト立案からデザインまで、ローカルモーションのインハウスデザインチームが担当し、よりブランドのフィロソフィーが色濃く反映されたコレクションとなっています。

ベースとなったのは、1970年代に誕生したローカルモーションのアーカイブデザイン「LEI NALU（レイ・ナル）」。

「LEI NALUは、昔から変わらないローカルモーションのレガシー。今回のコラボには、ぜひ使いたいデザインでした」と高崎さんが語る通り、長年愛され続けてきたシグニチャー的存在で、ブランドのレガシーを象徴するデザインです。そこに、ハワイアンエアラインのコーポレートカラーであるパープルを掛け合わせ、現代的にアップデート。

ローカルモーションCOOの高崎さん

また、中央にはローカルモーションのスローガンである「ALOHA ALL WAYS」を配置。飛び立つハワイアンエアラインの機体や2社のロゴをあしらうなど、コラボ感があり、なおかつハワイのアロハスピリットを感じさせてくれる楽しげなデザインが印象的です。

モチーフも細かくアップデートされています。従来は「Oahu」と表記されていた部分を「Hawaii」へ変更。州全体、そして世界へと路線を広げるハワイアンエアラインの存在を意識したデザインに仕上げられています。レトロでありながら、今見ても新鮮。そんな絶妙なバランス感覚が、このコラボならではの魅力です。

今回のコラボでは、定番のTシャツに加え、キャップとロングスリーブシャツが新たにラインナップ。特に注目したいのがロングスリーブシャツです。

左右の袖にそれぞれローカルモーションとハワイアンエアラインのロゴを配した、左右非対称のデザインは、実はかなりチャレンジャブルな取り組みだったのだとか。通常は厳しいデザイン制限がある航空会社とのコラボですが、今回はそのハードルを越え、ローカルモーションらしい大胆な表現が実現しました。袖にブランドロゴを入れるデザイン自体、ローカルモーションでは長年愛されてきたシグニチャーモデルでもあり、まさに両者の“らしさ”が共存した一着です。

ロングスリーブは、サーファーにとって実用性の高いアイテム。特にカリフォルニアでは、1年を通してロングスリーブが活躍する気候で、海上がりの体温調整にもぴったり。スウェットほど重くなく、Tシャツよりも安心感がある、絶妙な立ち位置のアイテムとして重宝されています。

キャップも、メッシュ入りの軽量タイプで、サーファーが日常的に使い倒せる仕様。消耗品として気兼ねなく使ってほしい、そんな思いが込められています。

今回のコラボアイテムは、特定の世代やスタイルに限定されないのも魅力。昔からのファンには懐かしく、初めて手に取る若い世代には新鮮に映る、かっこよさも、優しさや懐かしさも感じさせるデザインとなっています。

「懐かしいと感じる人もいれば、クールだと受け取る若い人もいる。それがLEI NALUの魅力ですね（高崎さん）」

LEI NALUのクラシックなモチーフをベースにしつつ、カラーやシルエット、生地感などはトレンドをしっかりと取り入れています。ボックス型のややゆったりしたシルエットに、オリジナルで染色・ウォッシュ加工を施した生地を使用し、着古したような柔らかさと新品らしさを両立しました。

また、ハワイアンエアラインのコラボアイテムとして購入する人も多く、航空会社ファンや記念アイテムとして選ぶ人も少なくありません。実際、発売後はハワイだけでなく、アメリカ本土、日本、オーストラリア、カナダなどからも注文が入り、まとめ買いする人も多いそうです。

ハワイの歴史ある2つのブランドが、それぞれの想いと背景を持ち寄って生まれた今回のコラボレーション。単なるコラボ商品にとどまらず、ハワイのカルチャーや価値観を感じられるアイテムに仕上がっています。
世代やスタイルを問わず楽しめる一着を、ぜひこの機会にチェックしてみてください。