まずは英語のメニューを見てみましょう。
こちらはビーチハウス・アット・ザ・モアナの実際のメニューです。
見開き2ページのよく見るスタイル
文字ばっかりですが落ち着いて攻略です!
だいたい構成はどこもこんな感じです!
左ページには前菜やスープ、サラダなど軽いもの、そしてプリフィクスメニューがありますね。
プリフィクスメニューとは
前菜はこの中から1品、メインはこの中から1品、という風にあらかじめ決められた中からチョイスする3-4品のコースです。
たいてい、お得な価格設定になっていますし、オーダーしやすいので、メニュー英語が難しい~という方にはおすすめです。
そして、右ページにいくと、こちらはお肉やお魚のメインディッシュと、付け合わせのページです。
プリフィクスを選ばなかった場合は、左ページの前菜から1品、右ページのメインから1品頼んで、付け合わせも欲しければプラスする、というオーダーが一般的。
でも軽く食べたいからアペタイザー2品だけ、アペタイザーなしでアントレだけなどもOK。
あまり堅苦しいルールはありません。
そうこうするうちに、サーバーがオーダーを取りに来てくれます。
店:Are you ready to order?
(オーダーはお決まりですか?)
客:Yes I am. /Yes We are. (大丈夫です)
このときカップルであれば、男性が女性の分のオーダーも、一緒にサーバーに伝えてあげると「エスコート感」120%増し。
女性から「ステキ♡」と思われること間違いなしです。
いいとこ見せてジェントルマン~!
客: For appetizers,
a lobster bisque for her, and
I would like to have abalone escargot.
(前菜として、彼女にはロブスタービスクを、
自分はアワビのエスカルゴをお願いします。)
店:Excellent choice.
(素晴らしいチョイスです)
一般的な、お肉・シーフード・野菜の英語名は各自、スマホで頑張っていただくとしまして、
ここでは「ハワイのレストランでよく見る食材英語」をご紹介します。
レアな名前はシーフードに多いです。
・Ahi(アヒ、マグロ)
・Aku(アク、カツオ)
・Opakapaka(オパカパカ、キンメヒメダイ)
・Opah(オパ、赤マンボウ、白身魚)
・MahiMahi (シイラ、淡泊な白身魚)
・Onaga(オナガ鯛のこと。なぜか日本名)
あたりがよく見るお魚です。
・Catch of the day (今日のとれたて)
・Surf &Turf(肉とシーフードの盛合せ)もよく見ますので覚えておきたいところ。
ところで、アメリカではお食事中に、サーバーがよく声をかけてきます。
お客様の満足度の確認はサーバーの重要な仕事だからです。
店:How is everything? Everything tastes ok?
(大丈夫ですか?お味は問題ないですか?)
客:Yes, taste good.
(はい、美味しいです。)
もしお料理に問題があったときには
客:Actually… this steak is little cold.
(あの…このステーキ、ちょっと
冷たいんですが。)
Could you please heat this up for me?
(温めていただけますか?)
店:So sorry, I will bring a new one
right away.
(大変申し訳ありません、
ただいま新しいものをお持ちします)
クレームを言う時も、料理がきてから早めに言うこと、そして丁寧な言い方をこころがけること。
そのほうが先方の良心的な対応を期待できます。
アメリカでは食べ終わったお皿は、早く下げるのがいいサービスとされているので、やたらと食べかけのものを下げられそうになるハワイ。
絶対覚えておきたいのがこの下のフレーズ。
店:Are you done with this?
(こちらはお済みですか?)
客:No, I am still working on it.
(いえ、まだ食べてるところです)
ここはうっかり下げられないように
「まだ食べてますがな!ワーキンオン!」と主張しましょう。
お会計をお願いするときは、サーバーに
客:Check please.
(お勘定お願いします)
といえば、bill(勘定書き・明細)を持ってきてくれます。
レストランでのチップはだいたい15%が目安ですが、特別にいいサービスをしてもらったと満足したら、20%くらい奮発するのがアメリカ流です。
逆に、サービスが良くなかった時はまったく置かなくてよいか?というと、それでも最低でも10%のチップは置くべきと思います。
なぜならチップを受け取るのは、サーバーひとりではなく、ホストやバッサー、ランナー、バーテンダーなど多くのスタッフと分けあうのが普通です。
もしも、あなたがまったくチップを払わなかった場合、サーバー自身が自腹を切らねばならなくなることも。
そうなると「リベンジ」ですね。
そこまでしたい、我慢できないレベルならそれはもうマネジャーを呼んで、正式に
クレームを付けるべきで、何も言わずにチップを置かない、というのはよろしくありません。
クレジットカード払いの際のチップですが、勘定書きを確認しクレジットカードを渡すと、下の写真のように、チップが手書きで書きこめるレシートが戻ってきます。
このように自分で計算して
Tip(チップ)と、Total amount (合計)を書きこめば支払い終了です。

また6人以上の場合、自動的に18%のチップが加算されてくる時があります。
2重払いにならないようよく確認してください。
Tipと同じ意味で、gratuityと書かれていることもあります。
また食べられなかったものを持ち帰るのはアメリカではどんな高級店でも普通です。
店:Can I have a box to go?
(持ち帰り用のボックスをもらえますか?)
といえば、ボックスをもらえます。
お食事の終わりに
客:Thank you for everything.
(いろいろ、ありがとう。)
We had a good time/ It was wonderful.
(楽しい時間でした/素晴らしかったです。)
店:Your welcome, thank you for coming.
Have a wonderful rest of your night!
(どういたしまして。ご来店ありがとう
ございました。この後も素敵な夜を!)
と握手でもしてお店を出られたら大成功!
こなれた、大人のハワイのレストランお作法と言えるでしょう。
ということで3回にわたってお届けした
「ドキッ!もうパニクらない!これで完璧『ハワイのレストラン英語』」いかがでしたか?
今後もハワイ旅行にお役に立つ情報をお届けしてしてまいりますね。