【1月21日のハワイ早耳ニュース】ホノルル市長、セーフアクセス・オアフのワクチン証明にブースターショットを含めることを検討中

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2022/01/21 11:00 2022/01/24 12:45 UPDATE

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ハワイのニュースをほぼ毎日更新する「ハワイ早耳ニュース」、1月21日のニュースです！

【1月21日】ホノルル市長、セーフアクセス・オアフのワクチン証明にブースターショットを含めることを検討中【1月20日】フェイスブック創設者ザッカーバーグ夫妻、ハワイ大学の気候変動研究に50ミリオンドルを寄付【1月19日】ハワイ州の新規陽性者、過去最高を記録。新型コロナウィルスの陰性結果の報告を一時的に停止【1月18日】ハワイ州知事「セーフトラベルプログラム」のワクチン条件強化の可能性を言及【1月17日】ソニーオープン2022は松山英樹選手がプレーオフを制し優勝されました！過去のニュースアーカイブ

【1月21日】ホノルル市長、セーフアクセス・オアフのワクチン証明にブースターショットを含めることを検討中

オアフ島を管轄するホノルル市のブランジャルディ市長は、実施中の「セーフアクセス・オアフ」のワクチン接種にブースターショットを加えることを検討していると発表。実施開始の目標日は２月１８日であり、ハワイ州のイゲ知事と競技中であるとしています。

現在の「セーフアクセス・オアフ」では15分以上滞在するレストランやジム、映画館が劇場などへの入店時にワクチン接種済みカードと身分証明書を（または48時間以内に行われた陰性証明）提示することで入店・滞在することができるルール。現在は初回接種シリーズ完了（メーカーによる1回または２回の必要回数）済であれば入店・入場が可能。

今後、この最初の接種シリーズに加えて、ワクチン効果が弱まってくる時期の追加ブースターショットの接種をセーフアクセス・オアフの「ワクチン済み」の定義の中に加えることを検討しているそうです。

【1月20日】フェイスブック創設者ザッカーバーグ夫妻、ハワイ大学の気候変動研究に50ミリオンドルを寄付

フェイスブックの創設者であるマーク・ザッカーバーグ氏とその妻であるプリシラ・チャン氏夫妻が、ハワイ大学の海洋地球科学技術学部（SOEST：School of ocean and Earth Science and Technology）に7年間で50ミリオンドル（約57億円）以上を寄付することがハワイ大学のニュースリリースで発表されました。同学部の気候変動とそれが海洋に与える影響の研究資金として使われる予定だそうです。これはハワイ大学の歴史において最大の現金の寄付です。この資金をもとにSOESTは、海洋環境の保全や改善、海面上昇や災害などによりダメージを受けた沿岸部の回復などについての調査や対策プロジェクトを行うそうです。

SOESTは世界トップクラスの海洋研究教育機関として知られている。今回の寄付によりすでに行われている研究や調査がさらに加速することが期待されています。

ザッカーバーグ夫妻はカウアイ島北部の土地を2014年からたびたび購入しておりその広さは1400エーカー以上となっています。

夫妻の土地購入に際しては、所有権などめぐってハワイ地元民からの反発・訴訟などもありました。しかし今回の大型の寄付以外にもハワイ州内やカウアイ島コミュニティへの寄付を継続しており、その姿勢はポジティブに受け取られています。

【1月19日】ハワイ州の新規陽性者、過去最高を記録。新型コロナウィルスの陰性結果の報告を一時的に停止

ハワイ州保健局は、1月18日に6,252人と新型コロナウィルス新規陽性者を過去最大の人数であったことを報告しました。

また新型コロナウィルスのテスト数の急増に対応し、陽性のテスト結果を正確に処理するために、一時的に陰性テスト結果の処理を停止しています。

これにより陽性テストの処理と報告を迅速化することが可能になりますが、その代わりテスト受診者中の陽性率などのデータに遅れが生じますが、感染を防ぐために必要な決定であるとのこと。

また1月19日午前にはホノルル市長と主要医療機関のトップを交えた会見が行われました。オアフ島では追加の行動規制などは発表されていません。

その会見の中でカイザー病院の80％の新型コロナウィルス患者の80％はブースターショットを打っていなかったと報告されブースターショットを受けることの重要性があたらめて強く訴えられました。

またテスト体制や医療体制がひっ迫しつつあることから、マスク着用や密を避ける基本行動とともに、体調不良を感じた際にはテスト受診を受ける、またテスト受診をすぐに受けられない場合には自宅待機するなど感染を拡大を防ぐための責任ある各自の行動が重ねて求められました。

【1月18日】ハワイ州知事「セーフトラベルプログラム」のワクチン条件強化の可能性を言及

ハワイ州のイゲ州知事は、ハワイ独自に実施している「セーフトラベルプログラム」について、ワクチン接種済みの旅行者にブースターショットを義務付ける可能性があると発表しました。

このセーフトラベルプログラムは、1月18日現在、日本からの直行便でハワイ入りする方は必要はないですが、ハワイ以外のアメリカの州を経由してハワイ入りする場合には、日本人の方も登録が必須となるプログラムです。主にはアメリカ本土の他州からの渡航者向けに運用されています。

いままでは必要回数（1回または2回）のワクチン接種済みの人は「ワクチン接種完了者」として、ハワイ到着後の自己隔離期間を免除されていましたが、今後はそれに加えて「ブースターショット接種」も必須とする可能性について知事が言及しました。実施されれば、実質的に条件が厳しくなります。

ハワイでは未だに国際マーケットからの渡航者は大きく戻っておらず、アメリカ国内からの渡航者に観光経済が支えられている状態となっています。

この規制強化に安心感を覚える人もいる一方で、観光業からはこの規制強化について、ようやく戻りつつある気運に逆風になることを懸念する声が上がっています。

【1月17日】ソニーオープン2022は松山英樹選手がプレーオフを制し優勝されました！

素晴らしいニュースです。1月16日に最終日を迎えたソニーオープン・イン・ハワイ2022は日本の松山英樹選手が優勝しました！首位のラッセル・ヘンリー選手に続き、2位で最終日をスタートした松山選手は、劇的なプレーオフでヘンリー選手を下し、優勝トロフィーを手にしました。

画像参照：ソニーオープン公式サイト

ヘンリー選手に一時は5打差を付けられた松山選手は、後半順調にスコアを伸ばして７バーディー、ノーボギーの７アンダーで通算257とヘンリー選手に追いつき、プレーオフへ。

プレーオフ１ホール目となるパー５の18番ホール。二打目をカップの90㎝に寄せる276ヤードのミラクルショットで観客を沸かせ、このホールをイーグルで終了。ヘンリー選手は同ホールをボギーとし、松山選手の優勝が決まりました。あわやホールインワンか？と思われるような弾道で観客からは大きな歓声が上がっていました！

また、ソニーオープンにおける日本人選手の優勝は、1983年の青木功以来、39年ぶりとなります！

また松山選手にとってPGAツアー8勝目となり、チェ・キョンジュ選手（韓国）と並んでアジア勢で最多となりました。

松山選手おめでとうございます！！！