【9月3日のハワイ早耳ニュース】ハワイ州知事、今週末の3連休「社会的集まりを避けるよう」呼びかけ

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2021/09/03 09:14 2021/09/07 14:17 UPDATE

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ハワイのニュースをほぼ毎日更新する「ハワイ早耳ニュース」、9月3日のニュースです！

【9月3日】ハワイ州知事、今週末の3連休「社会的集まりを避けるよう」呼びかけ【9月2日】イリカイホテル29・30階に新レストラン&結婚式場「ペスカ」開店【9月1日】ハワイ州への2021年7月の渡航者数がパンデミック以降最大に【8月31日】オアフ島、9月13日より屋内型ビジネス入店の際ワクチンカードか陰性証明提示を求めるプログラム開始【8月30日】ハワイ州政府、今週末の3連休に向けて自宅待機命令を検討中過去のニュースアーカイブ

【9月3日】ハワイ州知事、今週末の3連休「社会的集まりを避けるよう」呼びかけ

9月6日はアメリカの祝日、レイバーデイ。このレイバーデイを含む3連休はホリデーウィークエンドといって、家族や友人と集まってBBQパーティなどを行う人が多いです。

ハワイ州のイゲ知事はの3連休において、パーティなどの社会的集まりをやめ、人混みを避けるように州の住民に呼びかけました。知事は「新型コロナウィルス拡大ののため、州全体の病院システムは”最悪のシナリオ”に移行する危険にさらされている」とコメントし、これらの責任ある行動で感染拡大食い止めへの協力を呼びかけました。

この3連休に向けては、グリーン副知事がイゲ知事に外出禁止令を発令するように提案していることが公表されたり、再びロックダウンがあるのでは？といった噂が広まって、イゲ知事本人がそれを否定するなどの情報の錯綜が見られました。

現状のところ、ハワイ州ではビジネスを止める命令の再発令は最後の手段として避ける方針、そして住民の責任ある行動に任せつつ、医療リソース逼迫の現状を乗り切る方針を保持しています。

【9月2日】イリカイホテル29・30階に新レストラン&結婚式場「ペスカ」開店

ハワイのイリカイホテル（イリカイアパートメント）29階と30階に新しくシーフードレストラン「ペスカ」がオープンしました。以前あった「サレントス」が閉店して以来となります。

レストランとともに、ガラス張りのウェディングチャペルも併設されました。29階フロアは、6つの更衣室と結婚披露宴用のプライベートダイニングと待合室を備えたブライダルサロン、洗練されたプライベートバーとカラオケラウンジもあるとのこと。ワイキキに久しぶりに増えたチャペルです！

ペスカではフィッシュマーケットのように鮮魚を氷の上に並べてプレゼンテーションしてあり、ハワイ産はもちろん日本から空輸のフレッシュな魚介類が揃います。アクアパッツァのような地中海料理を中心に洗練されたシーフード料理が提供されるそうですよ。楽しみですね！

【9月1日】ハワイ州への2021年7月の渡航者数がパンデミック以降最大に

ハワイ州政府観光局が発表した2021年7月の統計によると、ハワイ州への訪問者数はこの7月も引き続き大幅な増加傾向を維持しました。

7月の総渡航者数は約88万人で2020年3月のパンデミック以来最大の月間の訪問者数となりました。業界全体が好調だった2019年7月と比較しても11%低いだけとなっており、昨年7月の22,000人という落ち込みから鮮明な回復を見せています。

渡航者の属性としてはアメリカ本土の西側からの渡航者が最も伸びており2019年7月の25%増、東側からの渡航者も12%増と、国内旅行者が大きく伸びました。またそれに伴う国内旅行者の支出額も2019年比で約29%増を記録し、アメリカ国内旅行者に支えられた形です。

一方で国外からの旅行者の戻りは遅れており、日本からは2019年比で98%減、カナダからも93%減と、国外からの渡航者は全体で82%減のままとなっています。まだまだ国外への渡航は難しい状況ですが、早くハワイと日本との行き来が回復するとよいですね！！

【8月31日】オアフ島、9月13日より屋内型ビジネス入店の際ワクチンカードか陰性証明提示を求めるプログラム開始

オアフ島を管轄するホノルル市のブランジャルディ市長は、8月30日の会見で、9月13日より「セーフアクセス・オアフ・プログラム」の実施を発表しました。このプログラムは、顧客が下記の施設に入店する際に、ワクチンカードまたは入店前48時間以内に取得した陰性証明を提示するものです。オアフ島での感染拡大を食い止めることを目的に9月13日から60日間にわたり、実施となります。またこのプログラムは従業員やボランティアなどにも適用となり、ワクチン未接種の場合、7日ごとの陰性証明提示が必要となります。日本を含む国外からの渡航者のワクチン証明については、未定となっています。

【対象となるビジネス】
レストラン、バー、屋内型のジム、美術館、映画館、公共または私設のプール、動物園や植物園などの施設、ゲームやボーリングなどの娯楽施設など。もし屋内と屋外に施設がまたがっているビジネスの場合、屋内部分のみがこのプログラムの対象となる。

【対象外のビジネス】
小売店（店内飲食やフィットネス施設などを伴わないもの）、食料品店やファーマーズマーケット。

ワクチンカードは、カードそのもの、または携帯電話で撮った写真、またはハワイ州のセーフトラベルプログラムなど州の認めるデジタルデバイスのいずれかの方法で提示が可能です。ワクチン接種不可の12歳以下の子供、また入店時間が15分未満のテイクアウトなどの客に関してはこの提示義務は除外されます。

このプログラムに従わなかった場合、5000ドルの罰金、または1年の禁固刑、もしくはその両方が課せられるそうです。

またその他の施策としてレストランやバーにおけるアルコール提供時間を夜10時までとする制限も発表されました。

ブランジャルディ市長は60日間のこの施策の結果を追いかけるとし、もしもこれで結果が出なかった場合にはワクチン義務化に踏み切る考えを発表しました。<br> <br>

【8月30日】ハワイ州政府、今週末の3連休に向けて自宅待機命令を検討中

ハワイ州政府の当局は今週末のレイバーデイの祝日を含む3連休に向けて、最低72時間の自宅待機命令（Stay-at-home order)の発令を検討しているとのことが報道されました。

ハワイ州の保健局は8月29日（日）の新規陽性者数が、一部過去のテスト結果の遅れ分を含みながらも1678人と過去最高の数字を記録したと発表（約600-700人分が過去のテスト結果との予測）。残念ながら、まだ感染がまだ収まる方向に向かっていません。

ハワイ州では過去にも、7月第一週の独立記念日を含む3連休のあとに、ビーチパーティやBBQなどの社会的集まりでの感染拡大が見られました。

また8月28日土曜には、大学生などによる300-400人が集まったピーチパーティがオアフ島東部のビーチで行われ、解散させられる件も起きました。（現在のオアフ島では屋外の集まりは25人まで）。人々の自主的な行動に委ねるのではなく、再び積極的な規制に切り替える判断に迫られる状況になりつつあります。
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