【4月22日のハワイ早耳ニュース】ダニエル・K・イノウエ空港（ホノルル空港）に顔認識カメラ導入でプロセス迅速化の計画

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2022/04/22 09:30 2022/04/25 09:06 UPDATE

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ハワイのニュースをほぼ毎日更新する「ハワイ早耳ニュース」、4月22日のニュースです！

【4月22日】ダニエル・K・イノウエ空港（ホノルル空港）に顔認識カメラ導入でプロセス迅速化の計画【4月21日】ハワイ州保健局、無料のコミュニティでの新型コロナウィルス検査を終了【4月20日】アメリカ人の半数以上が公共交通機関内でのマスク着用継続を支持【4月19日】ハワイの公共交通機関におけるマスク着用義務終了へ【4月18日】格安航空会社のサウスウェスト航空が、ハワイ州内の隣島間のフライトを増便過去のニュースアーカイブ

【4月22日】ダニエル・K・イノウエ空港（ホノルル空港）に顔認識カメラ導入でプロセス迅速化の計画

ハワイ州は新たに15ミリオンドルを投じ、ダニエル・K・イノウエ空港の国際便の出発ゲートに顔認識カメラを設置し、出国時のスクリーニングプロセスの迅速化を図るプロジェクトを計画しているそうです。

これは到着時の通関で顔写真を撮影するカメラと似たようなカメラで、出発時にも顔写真を撮影し、すでに登録されている顔写真と照合することで本人確認のプロセスが迅速化できるという流れです。

新型コロナウィルス対策で導入した熱感知や追跡用のカメラが不要になって、その再利用策を探っている中で導入が決まったとのこと。

出国ゲートでの顔のチェックというと、係の人にパスポートをわたして、パスポート写真と本人の顔を見比べる、というチェックでしたが、あのプロセスがカメラになるということなんでしょうか。まだどこのポイントでこの顔認識カメラのプロセスが入るのか、分かったらお知らせします。

またこの画像は12時間で削除され、プライバシーにも配慮しているそうです。

【4月21日】ハワイ州保健局、無料のコミュニティでの新型コロナウィルス検査を終了

ハワイ州保険局は4月20日をもって、今まで実施してきたコミュニティでの無料の新型コロナウイルス検査を終了したと発表しました。

保健局はコミュニティでの新型コロナウイルス検査を約8000万ドルを費やして大規模な会場各地にて続けてきました。同時に学校内でのテストや州全体でのテストキット配布などに約1100万ドルを費やして実施してきました。

しかし、新型コロナウイルスの感染者数の減少による需要の低減が顕著になり、緊急対応から通常の疾病管理へと移行する時期に入ったこと、また連邦政府からの資金も不足していることから終了を決定しました。

4月20日以降も、ダニエルKイノウエ空港（ホノルル空港）のモバイル検査ラボは日曜日を除く毎日稼働しており、また連邦政府に無料のテストキット送付も継続しているため、検査を受ける手段は残っているが、体調不良の際には病院に行き医師の診断を受ける従来の流れに戻ります。

【4月20日】アメリカ人の半数以上が公共交通機関内でのマスク着用継続を支持

4月19日よりアメリカ連邦政府の運輸保安局が、公共交通機関や空港内でのマスク着用を義務から選択制に切り替えたことを昨日の早耳ニュースでお伝えしました。しかしそれに先立って4月14日ー18日の期間で実施されたアンケート調査で、56%のアメリカ人が「マスク着用を支持する」と回答したという調査結果が出ました。

これはAP通信のNORCセンター実施のアメリカ人を対象としたアンケート結果で、56%が飛行機や公共交通機関内でのマスク着用を支持する、として、明確な反対24％と、賛成でも反対でもない20％を上回りました。

この調査では、支持政党による大きな分断があったことが分かっています。民主党支持者では、80％が賛成し、反対はわずか5％ですが、共和党支持者の間では45％が反対し、33％が賛成し、22％がどちらでもない、となっています。

ハワイでも一部を除いてマスク着用義務は終わりましたが、いまでも自主的にマスク着用を続けている人もおり、各個人や各店舗などでの判断に任されているという状態になっています。

【4月19日】ハワイの公共交通機関におけるマスク着用義務終了へ

4月18日にフロリダ州の連邦判事は、アメリカ疾病予防管理センター（CDC）が定める公共交通機関におけるマスク着用の義務は、権限を超えているという判決を出しました。これを受け、CDCのルールはアメリカ連邦運輸保安局（Transportation Security Administration）にもはや効力を持たず、公共交通機関におけるマスク着用義務は終了すると発表しました。

足並みをあわせて、オアフ島内の公共市営のザ・バスとザ・ハンディバンの乗客は、4月19日より車内でのマスク着用を必須としないことを発表。

ただし、市交通局は「マスク着用は義務ではないが、強く推奨される。周囲の乗客の方への配慮を怠りなくお願いしたい」とコメントしています。

また、バスだけでなく航空関連も同様にマスクは義務からオプションへと切り替えになり、ハワイの空港内のマスク着用も義務ではなくなりました。

そして、ハワイアン航空を含む複数の主要な米系航空会社もフライト中のマスク着用を、義務ではなく選択可能なオプションへとルール変更を発表しました。

一方、ハワイの効率学校内でのマスク着用義務は今年の学年いっぱい継続など、引き続きマスク着用を義務が続いている場所は一部残っています。