【1月28日のハワイ早耳ニュース】1月末でアラモアナ・ケアモク通り周辺のレストランや店舗が大量閉店・移転

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2022/01/27 12:44 2022/01/31 11:09 UPDATE

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ハワイのニュースをほぼ毎日更新する「ハワイ早耳ニュース」、1月28日のニュースです！

【1月28日】1月末でアラモアナ山側、ケアモク通り周辺の老舗レストランや店舗が大量閉店・移転【1月27日】ハワイ州、新型コロナウィルスによる入院者数も減少へ転じる、収束方向へ【1月26日】ハワイ州の最低賃金引上げの法案が一歩前進へ【1月25日】ハワイ州イゲ州知事の施政方針演説で納税者とその扶養家族への$100の給付を約束【1月24日】ハワイ州の新型コロナ感染、モデリングチームの「最善シナリオ」に近い形で収束へ過去のニュースアーカイブ

【1月28日】1月末でアラモアナ山側、ケアモク通り周辺の老舗レストランや店舗が大量閉店・移転

アラモアナセンター山側で、韓国やアジアン系のレストランが集まっているグルメストリートとして知られるケアモク通り。その中でも大きな店舗として有名だった「ソラボル」レストランを中心に、この1月末を以て多くの店が閉店なります。

他の店舗で営業を継続しているお店もあれば、他ブランドになって生まれ変わる予定のお店、新店舗用地を探しているお店もあり、色々です。

このブロックに新しいコンドミニアム「ザ・パーク・オン・ケアモク」が建設される予定となっておりそれに伴う、建物の取り壊し、立ち退きとのことで、新コンドの建設は2月からすぐに開始になるそうです。

ソラボルレストラン：
移転先は現在まだ未定とのこと
アサヒグリル：
移転先は現在まだ未定とのこと。ワード店は営業中
ヨーゴーストーリー：
今後移転を計画中
めんちゃんこ亭：
今後はとんかつさんぎと言う名前でワードにオープン予定
イレ―：
近くにある808センター内とカカアコの韓国スーパーHマート内にも店舗
88(パルパル)スーパーマーケット：
近くのコンド、アズールに移転
焼肉ドンデイ：
移転先は現在まだ未定とのこと
ドン・イ・ドン：
移転先は現在まだ未定とのこと
ベンドンビストロ：
移転先を現在探し中
エンハッコレカフェ：
移転先は現在まだ未定とのこと

ケアモク通りやカピオラニ通りは、新築コンドミニアム建築と再開発が続いています。

【1月27日】ハワイ州、新型コロナウィルスによる入院者数も減少へ転じる、収束方向へ

ハワイ州の新型コロナウィルスによる新規陽性者数は、1月18日に最大の5716人を記録したあと減少を続け、現在一日2000人ほどまで落ちてきました。そこから遅れること約1週間、コロナによる入院者数も1月24日の401名をピークに減少をはじめました。

ハワイ州緊急事態マネジメントエージェンシーのサイトで公表されているデータによると、2021年8月~9月にかけてのデルタ株の拡大期に比べ、2021年12月~2022年1月のオミクロン株の感染拡大スピードは速く感染力の高さが懸念されました。
しかし、重症化率はデルタ株に比べてはるかに低く、デルタ感染時期を下回る人数に留まっており、1月26日現在386人と連日減少しています。医療関係者からも今回の感染拡大の波はピークを越えたという見方が優勢になっています。

もう次の変異型など起きないように祈るばかりです！

上が新規陽性者数のチャート、下が入院者数のチャートとなっています。

【1月26日】ハワイ州の最低賃金引上げの法案が一歩前進へ

ハワイ州の最低賃金を引き上げるための法案が審議されており、前に進んでいます。ハワイ州の最低賃金は過去4年間にわたり$10.10のままとなっています。もしこの法案が通れば最低賃金は2022年10月に$12へ、2024年には$15へ、そして2026年には$18へと段階的に引き上げられる予定です。

ハワイ州の最近のレポートによると、オアフ島の住民がミニマムな生活費（住居費、食品、移動費など）を賄うために、週40時間のフルタイム勤務をした場合、必要となる最低賃金は$18.63であると試算しました。

ハワイ州よりも最低賃金が高い数は20州ありますが、例えばその中の一つミズーリ州（最低賃金は$11.15）はオアフ島と比べて生活費が約半分だそうです。

生活費の高さから、ハワイ州を離れて別の州に移住する人たちも増えており、ハワイ州の人口は減少しています。

最低賃金労働者を多く雇用するレストラン業界などは、オミクロン株の拡大により全米で売上の低下がみられ、事業への打撃が大きい時期であるという声もあります。

【1月25日】ハワイ州イゲ州知事の施政方針演説で納税者とその扶養家族への$100の給付を約束

1月24日にハワイ州のイゲ知事は任期最終年度となる2022年の施政方針演説を行いました。知事は経済に対する重要な成果、新型コロナウィルス対策や医療システムの改善、教育関連の取り組みなどについてのスピーチとなりました。

いつも淡々とした知事ですが、最後のほうはこのパンデミックを乗り越えつつあるハワイ住民への感謝の意、また知事職を務められたことを誇りに思う、と涙をこらえながらスピーチを終了しました。

その中で、イゲ知事は州経済が予想を超えて収益を回復させていることを踏まえ、州内すべての納税者とその扶養家族に100ドルの給付金を送ることを州議会に求めると発言した。このプログラムが実施されれば約1億1000万ドル（約125億円）が還元されることになる。実施時期はまだ発表されていません。

そのほか、知事はブロードバンドアクセス改善のための4億ドルの投資や、気候変動に備えるための地元農業や電気自動車への切り替え支援、またパンデミックにより中断されていたユニバーサルプリスクール（公的資金によって運営される幼稚園）のプロジェクトの再開などについて言及しました。

【1月24日】ハワイ州の新型コロナ感染、モデリングチームの「最善シナリオ」に近い形で収束へ

ハワイ州のオミクロン株を中心とした感染拡大の山がピークアウトし、収束の方向に向かっています。これはハワイ州のパンデミック・モデリングチームが1月10日に発表していた予測のうち、「最善のシナリオ」に近い形での推移となっています。

「最善のシナリオ」では1月20日に新規陽性者数5321人をピークにそこから緩やかに減少していき、1月31日予測で2199人になるというものでした。
実際にはハワイ州保健局の発表で確定診断された新規陽性者数は1月18日に最大の5716人を記録したあと漸減しており、1月22日には2241人となっています。

全米でも同様の動きとなっており、今回のオミクロン感染拡大はピークアウトしたという見方が強くなってきています。